さすがスーパーゼネコン!

経費6割減! 配筋検査でExcel、デジカメなどが連携
配筋検査に図面を持参しない!図面は頭に入っているようです!
さっすが、スーパーゼネコンは皆さん高学歴だけあって頭の出来が違うわ。
断面リストだけで検査ができるなんて・・・・。
定着とか細かい補強筋の仕様も頭に入っているのですね。すごい。
私では勤まらんわけだ。


と、冗談はさておき。
私が入社したのがかれこれ5年前程なのですが、ずいぶん状況が変わったな〜。
見習い現場監督のときは、わけもわからず現場に放り込まれるので、当然図面も持たずに呆然と現場に突っ立っていたら、『お前!図面も持たずに何しにきとるんじゃ!ぼけ!!』とか、構造図を見たら見たで、『標準図をちゃんと確認せんか!』とかとか罵詈雑言を浴びて、それなりに何とか勉強したものですが、時代は変わったものです。大体、手ぶらで現場を歩いている若い監督なんて、職人さんは口も利いてくれませんでした。まぁ、ボンクラと話すだけ時間の無駄なので当然ですがw
私が現場にいたときは構造図、躯体図、自作の鉄筋納まり図、黒板、スケールをトートバックに入れてウロウロしてましたが、別に不便だとは思わなかったな〜。
そんなこんなで、やっているうちに自分の図面は書き込みがいろいろ出てくるし、天気の悪い日も持参しているのでだんだんボロボロになっていったものです。
はっきり言って、この記事は『現場監督はカメラマンです』といっているようなもの。こんな下らない記事をリリースするなんて、落ちたものです。
この流れでは、私が現場監督に『図面を見ろ!1回でわからなかったら10回見ろ!』とか吼えても通じないんだろうな〜。定着とか、設備との納まりやなんやかんやはどうやって品質を担保できるというのか。
野帳は非効率ではありましたが、昼間何とかかんとか写真を撮って、徹夜でまとめるとかを繰り返しているうちに、技術として身についたものですが、もはやそういう時代ではないんだよな〜。
ある意味、若い人がかわいそうです。
ちなみに、私は書き込みのない図面で仕事している現場監督は一切信用しませんし、図面持たずに現場に出ている監督には飛び蹴りを入れます。
そりゃお前では勤まらんわ、という声が聞こえてきそうですw