読了めも

雅の婚カツ戦争 (幻狼ファンタジアノベルス)

雅の婚カツ戦争 (幻狼ファンタジアノベルス)


そこはかとなくリアルな婚活模様。
この人の著作は、ラノベとしては駄作の部類なのでしょうが働いている人にはわかる切実さが含まれているのが面白いです。結構頷けながら読めてしまいます。
しかし、いったいどうすれば結婚というイベントにたどり着けるのか?
フラグがなかなか立たない無理ゲーである。


監禁 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

監禁 (ハヤカワ・ミステリ文庫)


リンカーンシリーズのかなり文章が長くて多いのは、翻訳者の趣味だと思っていましたが違う訳者でもやたらと文章が長いので、本人の文章がそうなのでしょう。
ちょいと古いので、ネタ明かしのカタルシスの見せ方がこなれていない感じでした。


マブラヴオルタネイティヴ 7 (電撃コミックス)

マブラヴオルタネイティヴ 7 (電撃コミックス)


まりもちゃん・・・・。(´;ω;`)ウッ…


寺田寅彦 - 漱石、レイリー卿と和魂洋才の物理学 (中公新書)

寺田寅彦 - 漱石、レイリー卿と和魂洋才の物理学 (中公新書)


寺田寅彦の業績を紹介する本と思いきや、20世紀物理学の総覧でがっかり。寺田流の物理学についてもっと触れてほしかったです。レイリーをレーレーと読んでいたのは寺田寅彦だったのね。
研究室のボスが入学後に『研究室に入ってきた人は寺田寅彦を読みなさい』と言っていて、大学院生のころは何のこっちゃいと思っていたのですが、今になってなんとなくわかるような気がします。と言うわけで、私も寺田寅彦を薦めます。私もほとんど読めてませんが、青空文庫なんかでかなりの量の随筆を読めるようです。


南極点のピアピア動画 (ハヤカワ文庫JA)

南極点のピアピア動画 (ハヤカワ文庫JA)


尻Pの新刊。ぱんつ羽ばたかせる間に本を書いていた模様です。
この人の本も、ラノベの皮をかぶった本格ハードSFなので読者が非常に限られる。クモの巣など、SFがジェットとして非常に面白かったです。
戦争のために宇宙に行くのは20世紀でした。21世紀は月に結婚式場を作るために宇宙進出してもいいと思います。起動エレベータにしても『何のために?』と口やかましい人はいいますが、それはともかくとして出て行ってから考えるのが今世紀の人類でしょう。