イマドキ珍しいSRC


打ち合わせの道すがら。
最初はマンションなのにS造なのは珍しい、というか度胸あると思っていたのですが、柱がクロスHだったのでSRCだと気がつきました。SRCは珍しい。
14階建てならば、柱サイズをそこそこちゃんととればFc36〜45で設計可能な気がします。普通のラーメン構造になってますし。なんでSRCにしたか良く分からん。これ、大梁に梁貫通ないのですけど、設備は全部梁下くぐるんでしょうね。なんと贅沢な設計・・・・。心持ち、階高も高いっすね。お金に余裕があるというのは良いものです。
この手の建物をやるときに、真っ先に梁貫通を気にするのが普通だと思ってましたが、もしかして貧乏設計の理屈でしょうか・・・・。
まぁ、SRCでも別にいいけど、現場監督が色々考えないといけなくて憂鬱になるから、出来ればRCにしてあげたいところです。構造も意匠も融通効かないからねぇ。


取引先やら現場やらの数が増えてくると、場所を覚えるだけでも一苦労です。大体、個人住宅の現場は住宅街の中にあるので(当たり前だ)、とにかく現場が分かりにくい。初めて行く検査で、堂々と違う現場に行ったことがあるくらい、場所を覚えられません。よくもまぁ、覚えていられるなぁと感心します。


どーやら、今月の住宅特集にうちの事務所で構造やったのが3件載ったらしい。へぇー。
最近、まったく珍建築とか立ち読みすらしなくなったわ。何の魅力も感じないな〜。
構造家(笑)サマの噴飯モノのディテールが載っていて、笑わせていただきました。もっと頑張っておくれ。


GW(ガッデムウィーク)が全部休むので仕事しません宣言を、建築家と打ち合わせのたびに言っています。
5月は適判RC×2の基本〜実施、木造2000m2の実施、S造6Fの基本計画、木造600m2の確認出し、見てもいない鉄骨3階建基本、銀行の補強設計と門の診断、住宅2件、その他もろもろと現場3件、なんだか沢山だな。半分は手をつけているから乗り切れるだろうが・・・・。なんだか地雷を忘れている気もする。
まぁ、なんとかなるなるで。CADのお姉さまの爆発的働きに期待。私は働きません。