破綻するする詐欺

もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら

もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら


あまりにも下らなくて、最後まで読めませんでした。
日本国債を売り浴びせようとすると、マネーが国債以外に向かないといけないわけですが、いったい世界のどこにそんなにリターンが安定的に見込める投資先があると言うのか?最初のページが、これで始まったので読む気をなくしました。銀行の運用担当者からすると、『国債なんて大してお得でもないから、売れるモンなら売りたいわ!売り浴びせることができるなら、まずそれを教えてくれ!』でしょうね。
とりあえず、この本に書いてある政策が実現されるとこの世の終わりになるのは確かそうです。一番近いのが、みんなの党と維新の会でしょう。この連中は、最悪の選民主義者ですな。


政治家の役割は、無数ある専門的知見から、一つを選び、実行することだ 04月29日のツイート
着々とメッキがはがれてますね。
お仲間が茂木健一郎氏、池田信夫氏とかwwww

そう言う意味で中野剛志のような知見は糞の役にも立たない。「急激な改革を断行しようとする人間は保守にとって最も警戒すべき存在です。保守とは、簡単に言えば成熟した大人の知恵でしょう。世の中の酸いも甘いも知り尽くした大人が、社会がそんなに急に良くならないことをわかりつつも・・・」だって


おいおい、お前は経済の専門家だろ。まだ経済産業省に戻る予定じゃないのか。世の中の酸いも甘いも知り尽くしただ?申し訳ないが手前よりも色んな経験をしてきたぜ。「タレント弁護士としてテレビで下品な発言を繰り返し、政治家になってからもツイッターで他人の悪口を垂れ流しているような人間」だ?


バカやろう!そうやって一生懸命働いて納税した税金でお前の給料を賄っていたんだろうが!ほんとこういうバカ官僚には頭来るんでね。税金で時間を与えられて好きな勉強をして本を出して。もう少し厳しい人生を歩めよな。「経産省で無駄な15年を過ごして」というお決まりの毒舌挨拶も止めろ。

中野氏に噛み付いています。まぁ、そうでしょうが。
この手の人が、大学の先生とか役所の人に噛み付くときのパターンは
・税金で養ってやっているのに!
・実務を知らないくせに!
の2パターンです。中身に対して何も反論してねー。
そして、これを言う人間は議論をまったくできないし頭も悪いと言うのは自明です。
いま流行のコミュニケーション障害を発症しているのでしょうか?
これで、大阪は盛大な自爆をすることが道筋としてハッキリしてきたような気がします。超高層をいっぱい作っているんだから、バンバン企業を誘致すればいいのに。少なくとも、前々知事は堺に工場を引っ張ってきたしなぁ。いま止まってるけど。
こういう『進歩的で意識の高い政治家』と呼ばれる人たちが、雇用の問題に一切触れないのが不思議でしょうがないです。思い出したようにベーシックインカムとか、所得移転について触れることはありますが、愚かな試みです。

いまの世の中では、『民営化』『公務員削減』『天下り団体撤廃』『歳出削減』とかが耳障りの言いモノとして、人気があります。現実的な政治家の間では、そんなモノはどーでも良くて『積極財政』に舵を切るべきだろうという機運があります(たぶん)。理屈としても、歴史から考えてもそうするのが定石なのですが、過去最大の財政赤字を抱えたままそちらに向かうのは度胸がいるだろうなぁ。そうしてもらわないと困るわけですが。


スティグリッツ教授:欧州の緊縮策は「自殺」への処方箋
欧州は盛大に自爆しているなぁ。もはや自爆テロの領域です。