技術に対するスタンス

廃炉作業阻むがれき 福島4号機・建屋内部を初公開
福島原発廃炉作業の絶望
ずいぶん情緒的で文学的な文章ですね。

東電は「4号機建屋は震度6強の地震に耐えられる」と説明しているが、次に大地震や津波の直撃を受けたら「倒壊」は避けられないことは容易に想像がつく。「メルトダウンしたら世界が終わる」と世界を震撼させている計1535本の核燃料が、そんな“ボロ屋”に今も保管されている。

補強してあるし、地震動によるリアクタの応答はコンクリートのひび割れ応力度を下回っていました。後は電源あったら何とかなりそうなものですが。私が技術的なことを生業にしている人間だからそう思うのでしょうが、なに勝手に無力感を覚えてるんだよ!と怒りたくもなります。

事故後、ガレキを一部処理したとはいえ、ほとんど手付かずの状態だ。厚さ1〜2メートルの分厚いコンクリートの壁はボロボロで、辛うじて残った壁や柱も、ちぎれた鉄筋があちこちから飛び出している。事故直後のような生々しさだ。

厚さ1〜2mの壁ということは、リアクタを格納している箇所かと思いますが、これって公開されてましたっけ?上の建屋のことを言っているのであれば、壁厚はそんなにないと思う。上の壁は面白い作り方してるな〜。これって、最初から爆風で壊れるのが織り込み済みの作り方だと思う。

社会的立場のある人が、『このように補強すればよい』とか言うと袋たたきにされるご時勢なのでかわいそうですが、技術的な立場で前向きにやってほしいなぁ。なぜそんなに無力感に打ちひしがれているのか?自然にやられたら抵抗するのが技術でしょうに。なんだか、無抵抗主義が蔓延してますね。

写真でみると、やはり原発は大きいですね。さっさとRCシェルをかけましょう。本当に今思うと、就職活動で三菱重工原発部門に行ってりゃよかった。私のムダ知識と能力を唯一使えるところだw


専門職・管理職の男性、死亡率が5年で7割増
ちょっと古い記事ですが。
2000年まで、技術職の自殺が急増していますが、その後はだいぶ減ってます。これは単に自殺する前に会社辞めたってことだろうな。管理職は辞めるに辞めれないので、そのままお亡くなりになると。恐ろしい話です。
ちなみに、私のいる構造設計業界。人間的な故障率が他の職種に比べて高いそうです。私も故障したし。年寄りの工務店の社長によると『消える人間が多い』だそうです。なんか分かるわ。私も、何かミスったら首くくるか電車飛び込むしかないもんなー。保険?あんなクソ高くて使えない設計保険なんて使えませんよ?
構造設計は頭が固いとか揶揄されることが多いですが、判子押すたびに命がけなのです。ハイリスクノーリターン業界へようこそ!
若い人を勧誘したいですが、あまりにゴミ過ぎて気の毒になる。本当に絶望しかないと断言できますね。


【悲報】 IT土方 ついに月0円で派遣へ 月200時間勤務で年収250万 どうすんだよこれ
もーだめだ。狂ってるわ。この国は。変な笑いしか出てこないな。
このクソ派遣を使った現場のデスマーチが目に見える。

派遣はスキルがゼロなので、元請の主任クラスが馬車馬のように働いて何とか納期に間に合わせる。

経営者は「お、これでできるなら次もやろう!」

元請の主任クラスが故障

よし!派遣を増員しよう!

以下ループ。

パトレイバーで、『資本家の夢は給料の要らない従業員』というせりふがありましたが、まさにその通りの世の中になってますな。

なんつーか
ハンターハンターで言うと蟻がぶん殴って洗礼して念を覚えさせた
みたいなやり方

10人の屍の上に1人の生き残り
その生き残りの中の10人に1人が次まで生き残って
って感じw

あー、あるある。
念能力を発現させるために洗礼は必要だけど、バックアップとして治癒してくれる人って大事だよね。
私も最初の物件がイオナズン級の魔法を食らって死んだけど、ちゃんと教会から復活できたしな。。。。。