読了めも
ずいぶんたまってしまったので抜粋。
- 作者: 伊藤計劃,円城塔
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2012/08/24
- メディア: 単行本
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なぜ早川書房じゃない。。。。
伊藤計画氏の『魂、言葉』に関する3部作の締めを、円城塔氏がまとめる形でやってくれました。文章は限りなく伊藤計画氏に近づけているのですが、技巧的過ぎてぜんぜん頭に入ってきませんでした。これは虐殺器官からもう一度読み直さんとなぁ。読む前提条件として、SF関連のガジェットと歴史についてよく知っていないとぜんぜん盛り上がれないです。そういう意味では一見さんお断りのハードルの高さは感じました。
いずれにせよ、伊藤計画氏のプロローグから円城塔氏は良く膨らませて書ききったと思います。ただ、個人的には『円城塔』の屍者の帝国を読んでみたいです。また違ったものを書きたそうな雰囲気を感じました。この作品は、どちらのファンにとっても満足いくものだったのでは?
▽
- 作者: 小川一水,富安健一郎
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2012/08/23
- メディア: 文庫
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Part3が待てない。次は来年か。この作品、新刊が出るたびに過去作をちょいちょい読み直してますが、ここで一気に全部読み直そうかな。だいぶ忘れてきました。
これで役者はそろったと思いきや、1巻の地球人二人組みが謎だなぁ。あとはアンチオックスが『宇宙軍(リカバラー)』と呼ばれるほどの立場ではないので、偽史も絡んでいるとするとまだまだ謎は解けてませんね。ここまでくると、イサリ→アイネイアの『I love you』で太陽系全滅ルートしか想定できんわw
そして、ダダーのノルルスカインの役立たずっぷりはいったいいつになったら解消されるのかwさすがは、見ているだけの生命体である。
完結するまでは、地震が起きようが戦争になろうが死ねんな。あと3年くらいは平穏に本が読める生活でありますよーに!
▽
- 作者: 小川一水
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2012/04/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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軽く読める内容でなにより。あー!天冥の標の新刊お願いします!わがままな読者ですいません!
▽
- 作者: 法月綸太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/12/08
- メディア: 単行本
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後期クイーンのようなあっさりした内容。小粒です。中篇くらいがちょうど良いネタですね。読者としては、再び赤い悪夢のようなドロドロして読んだら疲れるのを期待しているのですよ。年齢的にも、もうあんなのは書けないかな〜。
▽
- 作者: 末次由紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/09/13
- メディア: コミック
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何気にちはやって、A級に上がってからの個人戦で大した成績上げてないのよね。ある意味、主人公の成長と成功をここまで細切れに描写する漫画も珍しいです。
そして、かなちゃんが良い子過ぎて困る。
▽
鉄腕バーディー EVOLUTION 12 (ビッグ コミックス)
- 作者: ゆうきまさみ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2012/08/30
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知らない間に完結しちゃった。今月最終巻。
伏線はすべてブン投げみたいです。残念!ここまで積み上げてきたのだから、好きなように書いてもらえばよかったのに。
▽
- 作者: 杉基イクラ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/09/01
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ちはやふるに劣ることもない、文系熱血漫画。クイズがネタだけに、百人一首よりも駆け引きが身近でとっつきやすいです。やっぱり、本気でクイズやっている人は戦術を組み立ててるんだよねぇ。素人では手が出ません。
▽
- 作者: 舞城王太郎,荒木飛呂彦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/09/19
- メディア: 単行本
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まだ手をつけてませんが、JOJO×舞城×九十九十九という核反応物件。JOJOがかすんで見えるわw
清涼院流水はデビュー時からちょっと読んでましたが、『なんじゃこりゃー!』とコズミックを投げ捨てた若いころを思い出します。日本のラノベ業界も様々なキャラクターや文脈を消費してきましたが、いまだにJDCシリーズはぜんぜん消費し切れていないのでは?と思ってます。彼はあまりにも早すぎたw
パラパラと目を通しましたが、案の定舞城のやりたい放題のターンです。Dio vs ディアブロ vs 大統領 vs カーズ vs 吉良みたいなノリだな。/(^o^)\ナンテコッタイ