公共事業はよ。

「金融右翼」が円を卑しめる「国債の日銀引き受け」は暴論
金融右翼!新語キタ━(゚∀゚)━!
国債の日銀引き受けなんて、買いオペでやっている内容そのもので、連綿と続けられています。いまさら何を言っているのか。この手の記事を読むたびに思うのですが、ただのバカなのか自民党を叩きたいだけなのか。後者なら救いがありますが、前者なら救いようがありません。老人になって脳みそツルツルの人はどうしたらいいんですかね。隔離するしかないんでしょうか。
ちなみに、大規模な財政出動は政策的には左寄りです。先日書いたみたいな宇宙ケインズ主義なんて、超がつくほどの極左政策です。よって、『国債の日銀引き受けは社会主義!アカは死ね!』という批判は正しいのですが、この記事は根本的に間違ってますよねぇ。残念な頭である。

お札をどんどん印刷すれば、政府に対する信用がなくなり、やがて紙幣はタダの紙切れになる。

この批判は、金本位制度の場合は妥当です。貨幣の裏づけは金でしたから。わけのわからん鉱物に縛られるのがいやで管理通貨制度に移行したというのに。。。。。管理通貨制度である以上、紙幣はそもそもただの紙切れです。この批判は、まさに不労所得者の貨幣愛にとらわれています。何年前の人ですか??管理通貨制度って分かっていますか?

財政難に陥った政府が、輪転機をフル回転して「ハイパーインフレ」と呼ばれるすさまじい物価上昇を招いた例は、世界にいくらでもある。戦争直後の日本がそうだったように預金や国債が無価値になり、庶民は生活の基盤を失い悲惨な暮らしを味わった。

戦後の焼け野原で困ったのは、物資不足です。預金が紙切れ?はぁ?という感じです。働き手は戦争で死んで、一面空襲で焼け野原。生産施設をすべて破壊されてインフレ率が500%程度でした。
ちなみに、今みたいに企業が死ぬに任せて若人の就職先がないまま放っておくと戦後みたいな世界がやってきます。馬鹿げた記事を読んでいると、どうしてもそういう世界を現実化させたいみたいです。赤報隊事件なんて、大昔の話ですけど、こんな馬鹿げた記事を連発しているようでは、またもやわけの分からん人間が赤報隊事件を起こすと思うけどなぁ。


建築家との打ち合わせで、たまに雑談で消費税増税の話が出ます。『駆け込み需要があったらどうしよう?』『日本の財政赤字が大きいので仕方がない』こんな話ばかりです。建築家って、インテリで高学歴が多いのですが、それでこの認識です。その辺のおばちゃんなら分かりますが、インテリでこの認識はないでしょ〜。とか思いますが、世間の流れには逆らえません。
『財政赤字なんかほっとけばいいじゃん』とか言うと、完全なキチガイ扱いです。逆に財政赤字で何が困るのか聞きたいです。いまだに財政健全化をすると、具体的に何がよくなるか寡聞にして聞いたことがありません。円の信任とか言う架空の概念は聞いたことがありますが、それと普通の生活がどう結びつくのでしょうか?
私の頭がおかしいのか、あまりに不景気が続いて日本人の頭が狂ったのかのどちらかでしょう。


というわけで、さっさと財政出動してどかんと国交省に予算つけてください。補強・改築するものなんて腐るほどあるので使い切ってあげます。
東京都内の学校ですらまだ耐震補強が終わってません。地方なんてどうなんでしょうね〜。役所なんて診断すらしてないところが多いですよ。