読了めも

天冥の標 6 宿怨 PART3 (ハヤカワ文庫JA)

天冥の標 6 宿怨 PART3 (ハヤカワ文庫JA)

現在私の中で最も熱いSFです!中盤の山場で全滅エンド状態。作中での章題が『天冥の標 』この二人のやり取りが宇宙を救うきっかけになるのか?

作者の作品は基本的には、ネアカで技術と人間の英知を押し出してくるような風呂敷のたたみ方をするので、安心して読めます。

このシリーズを読んでいないのは、人生の損失であるといえます。いや、ホントにすごいんですってば。

 

SFが読みたい! 2013年版

SFが読みたい! 2013年版

全然本を読めていないので、ブックガイドに。やっぱり年間100冊以上は読まないとベスト10とか選出できませんね。▽

ディメンションW(1) (ヤングガンガンコミックス)

ディメンションW(1) (ヤングガンガンコミックス)

メカ娘SF。ポロリもあるよ!(首が

 

中野ホサ官がまた厳しい内容を書かれておられる。世界中を見渡してみても、覇権国アメリカの凋落が目立っており、不安定になっています。本書の中では国際連合が取り上げられないほど、世界の意思決定において一本化することは困難な情勢です。WW1のあと、国際連盟の寿命は20年ほどでした。国際連合の寿命はもしかしてもう尽きているのかもしれません。

アメリカがモンロー主義みたいな感じになりつつあるし、EUはぐだぐだ、中国はいつもの感じでお子様っぷりをはじけさせています。経済圏のでかさだけで見ると、普通に考えて日本が覇権国家として東南アジアの輸出先になるようにしないと、とんでもなく世界中が荒れるような気がしてなりません。幕末でも、なんだかんだ言って一部の士族が一念発起して国を支えたので、意外となんとかなるかも。。。。と、本書が若干悲観的な未来を提示しているようでしたので、楽観的になってみる。