読了めも

ダイナミックフィギュア〈上〉 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)

ダイナミックフィギュア〈上〉 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション)


ミサトさんとエバーみたいなお話が書きたかったようですが・・・・。
とにかく作中の造語のセンスがないこと。
登場人物が唐突で特に魅力がないこと。
ヒロインを絞め殺したくなること。
安全保障の問題の割には切迫感がないこと。
などなど不満の残る出来でした。
封印された狂気の描写という点に関してはエヴァはよくできてたな~。


宇宙から恐怖がやってくる! ~地球滅亡9つのシナリオ

宇宙から恐怖がやってくる! ~地球滅亡9つのシナリオ


私がごちゃごちゃ書くよりも秀逸なコピペがあるから大丈夫。

ヤバイ。宇宙ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。
宇宙ヤバイ
まず広い。もう広いなんてもんじゃない。超広い。
広いとかっても
「東京ドーム20個ぶんくらい?」
とか、もう、そういうレベルじゃない。
何しろ無限。スゲェ!なんか単位とか無いの。何坪とか何㌶とかを超越してる。無限だし超広い。
しかも膨張してるらしい。ヤバイよ、膨張だよ。
だって普通は地球とか膨張しないじゃん。だって自分の部屋の廊下がだんだん伸びてったら困るじゃん。トイレとか超遠いとか困るっしょ。
通学路が伸びて、一年のときは徒歩10分だったのに、三年のときは自転車で二時間とか泣くっしょ。
だから地球とか膨張しない。話のわかるヤツだ。
けど宇宙はヤバイ。そんなの気にしない。膨張しまくり。最も遠くから到達する光とか観測してもよくわかんないくらい遠い。ヤバすぎ。
無限っていたけど、もしかしたら有限かもしんない。でも有限って事にすると
「じゃあ、宇宙の端の外側ってナニよ?」
って事になるし、それは誰もわからない。ヤバイ。誰にも分からないなんて凄すぎる。
あと超寒い。約1ケルビン。摂氏で言うと-272℃。ヤバイ。寒すぎ。バナナで釘打つ暇もなく死ぬ。怖い。
それに超何も無い。超ガラガラ。それに超のんびり。億年とか平気で出てくる。億年て。小学生でも言わねぇよ、最近。
なんつっても宇宙は馬力が凄い。無限とか平気だし。
うちらなんて無限とかたかだか積分計算で出てきただけで上手く扱えないから有限にしたり、fと置いてみたり、演算子使ったりするのに、
宇宙は全然平気。無限を無限のまま扱ってる。凄い。ヤバイ。
とにかく貴様ら、宇宙のヤバさをもっと知るべきだと思います。
そんなヤバイ宇宙に出て行ったハッブルとか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。

地球さんが本気だして身震いするだけで、表面のごみ同然の人類は滅びてしまいますが、宇宙さんは本気出さなくても人類を滅ぼせるからな!



はいはい!全30巻のマラソンにエントリしましたよ!からくりサーカスのマラソンはそろそろ終わりそうなのでまぁいいか。
連載は七人隊だっけ?までは追いかけていました。
入れ替わりが激しい弱肉強食の少年漫画の世界の最前線で30年間も戦ってるってすげえわ。神の手塚治虫ですら青年誌に移行していたというのに。


こんな「歴史」に誰がした―日本史教科書を総点検する

こんな「歴史」に誰がした―日本史教科書を総点検する


今の安倍政権の『戦後レジュームからの脱却』というコンセプトを聞いたら、墓の中の谷沢氏が驚喜して飛び出してくるのではないかと思います。
私は31歳ですが、こういう教科書で歴史を学んでるんだな~。とはいうものの、大人になってからあれこれ史観については修正を加えているので、何とかなっている気もしますが。
本書の中で、各種の日本の過去の英雄譚をすべて否定している教科書で学んで、男子が健やかに育つのか?と提起されています。その通りだと思いますが、私の世代は下らん教科書は脇に置いて漫画・アニメ・ゲームで育っているのでその辺は大丈夫です。何度英雄になって世界を救ったことかw
基本的に今の教科書は、支配者層に対しての被支配者層というスタンスで記載されています。先日の宗教建築ではないですが、ああいった権威的なものに生理的な嫌悪感を抱くというのも、こういう教科書教育が効いてると思いますぞ~。
ちなみに本書では教科書を取り上げていますが、私に言わせれば有名私立中学の社会科の入試問題はもっとやばいです。ありゃ、悪質な洗脳だね。興味のある人は、今年の入試問題とかを見たらいいと思います。私の子供があんな下らん試験問題を受けてたら、間違いなく学校に殴り込みに行きますわ。


プロジェクト・ゼロ

プロジェクト・ゼロ


ダッチワイフ作成のプロジェクトX。超名作なので、早川書房は今すぐ復刊するように。もちろん表紙は野中昇氏の官能小説風の表紙でな。

バイオフォームで、女性器そっくりの部分を作る点に関しては、一樹はかなり楽観的だった。ペニスの感覚はかなり粗雑なもので、女性器どころか自分の手でさえ射精させられることを男として十分承知している

(´;ω;`)ブワッ
まぁ、工学的に考えればそうだわな。ディープキスを可能にする機構の方がはるかに困難です。
30年前の作品ながら、全く色あせていない傑作です。Hentaiの国の住人としては、超高性能ダッチワイフだけは日本が先行して開発しなければならない分野でしょう。
南極1号ではありませんが、宇宙空間などの極限空間へ長期間にわたって人間を送り込む場合は避けては通れない問題ではないですかね。冗談抜きで。