読了めも

ペンギン、日本人と出会う

ペンギン、日本人と出会う


東京湾に脱走したフンボルトペンギン君(にげ太のネーミングはダメだったみたいです)に代表されるように、日本の動物園と水族館には必ずペンギンがいます。というわけで、日本ではペンギンが珍しくないわけですが、世界的に見て日本はペンギン大国です。何せ、野生のペンギンが1頭もいないのに、北半球で最もペンギンの数が多いのです。
ペンギンが日本に紹介されてから、ペンギン大国になるまでのノンフィクション。楽しく読ませてもらいました。ペンギン大国になったからには、研究の面でも世界をリードして欲しいところですが、そこまではなかなか行っていないようです。現在でも、大学の研究者というよりは動物園職員などの市井のマニアの頑張りが目立っています。
絶滅危惧種フンボルトペンギンを養殖するために、さっさとでかいペンギン園を作るべきでしょう。ここはひとつ、21世紀版のペンギンプールのコンペ開催ということでいかがでしょうか??

SDガンダムの常識

SDガンダムの常識


80年代後半~90年代のガンダム冬の時代を支えた英雄たち。これで育ったメンツは、現在独身貴族なのでもっと高い値段で、充実した資料集が欲しいです。もっとオタクからお金を搾り取って製品開発に資金を投入して欲しいですわ。
SDガンダム世代の俺が現在のプラモに挑戦するスレ
ここにも被害者が一人。
技術の発展やべぇwwww
パソコンは目に見えない発展ですが、プラモの謎技術の発達はとんでもないです。

日経新聞の真実 なぜ御用メディアと言われるのか (光文社新書)

日経新聞の真実 なぜ御用メディアと言われるのか (光文社新書)


日経新聞というより、経済記者に着目した内容でした。田村さん、御社の産経も相当ひどいですわ。
日経のヘッドラインをたまに確認するくらいですが、日経新聞だけ読んでいると世界経済はiPhoneタブレットPCだけで回っていると勘違いしますよね。
御用新聞としての日経新聞はともかく、観測気球としての日経新聞も描いてほしかったなぁ。

回転翼の天使―ジュエルボックス・ナビゲイター (ハルキ文庫)

回転翼の天使―ジュエルボックス・ナビゲイター (ハルキ文庫)


分かりやすいタカビーなライバルキャラとか、人命救助とか。
機械と自然を対立項としてとらえるのはよろしくないという台詞はその通りかと。どちらも自然科学の法則に従っていますので。
普通に生活していると、飛行機はハイテクの塊で遠い存在ですが、日常的にセスナやしょぼいヘリに乗っている人の感覚だと、これらの機械は身近でしょう。スカイダイビングで乗っけてもらったセスナは、ガムテで補修していたので、そんな程度の原理の機械だと思います。

誰が殺した? 日本国憲法!

誰が殺した? 日本国憲法!


基本的に私は天賦人権説というのがあまり好きではないので、この本は面白く読めました、え?お前は近代思想を否定するのかって?そうかもしれないなー。
それはともかくとして、本書では様々な人が出てくるものの、参考文献が一切掲載されていないのはいただけないです。

森薫「シャーリー」約3年ぶりの新作、ハルタ第2号に登場
ハルタ 2013-MARCH volume 2 (ビームコミックス)

ハルタ 2013-MARCH volume 2 (ビームコミックス)


シャーリーが帰ってきたぞぉおおおお!これは2巻を期待してもよろしいのでしょうか?
勢いで雑誌買ってしまいました。結構絵柄は変わっているけど期待です!
作者の煩悩全開で行ってほしいものです。