いい加減SI単位にしろ

【施 光恒】日本の交渉力

それに、だいたい、米国の「マイル」や「ヤード」や「ガロン」っていう前近代的な単位、あれ、なんですかね。WBC観てても、「球速は88マイル」なんて言われても、全然、わからないじゃないですか。あれも国際標準のメートル法に変えるべきでしょう。

という要求を言ってみよう!ダメリカ人はアホなので逃げます。
日本国内でも、民間仕事では尺貫法が出てきますし、相変わらず建物の面積は坪で計算します。それでも、公文書はSI単位になってますし、当然海外と仕事をする場合はSI単位です。
科学論文の分野においては、さすがに最近はSI単位系で書かれていますが、ちょっと昔の英語の論文はヤード・ポンド法で書かれているのがザラだったような気がします。重さとか長さとかは我慢して換算しても良いのですが、応力度表記。おめぇはダメだ。絶対に換算できん。
一応計量法では、SI単位以外を用いると罰金刑になります。例外が在日米軍wまぁ、仕方ないがいい加減メートルで計算できる脳みそまで教育して欲しいものです。

前も書いた気がしますが、単位系は取り扱う力や長さによってもう少し弾力的に運用して欲しいです。建築の場合は、kN cmで記載するのが一番向いている気がします。図面はmmだけど。kN cm or kN mだと力の大きさがわかりやすいし、何より大規模な建物でも5桁で収まるので便利なのです。愚直にSI単位系だと0の数が多すぎて直感的に理解しにくいのです。mmで表記すると、断面定数がでかすぎて間違いの元です。某すべり支承のカタログ断面積が7桁の数値でしたが、間違えてくださいと言わんばかりです。せめて有効数字4桁で頼む。
あとは、加速度のgalと速度のkine。これは必要でしょう。某物件の性能評価委員会で、加速度をm/s2で説明したら、委員の先生の頭の上をハテナマークが乱舞してました。そりゃそうだ。
ちなみに、アメリカの建築図面って相変わらずインチとフィートで書いてますよね?Apple本社の図面を海外のサイトで見たことがありますが、サイズがわからん!!!!スパンがわからん!!!

というケチをつけられたくなかったら、軽自動車規格が非関税障壁とかいう寝言はやめましょう。ビッグ3が言いたいことは、『政府のザオリクで生き返ったのにTPPしたらイオナズンくらって死ぬからやめて!!』ということなんだと思うんだけどさ。


\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!
\(・ω・\)SAN値!(/・ω・)/ピンチ!
謎の中毒症状が発症しそうな曲です。製作者、わかってるな!

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ちょっと早いよ!花見の準備できてないよ!
来週前半までは残っておくれやす。