読了めも


江戸川乱歩にまつわる作品。これまでの連作は、私にとってなじみのない作家を取り上げることが多かったことから、今一つ入れ込めないところがありましたが、今回はちゃんと知っている作家で安心。乱歩って、相当いかがわしいエログロなわけですが、よく小学校の図書館にあったなぁ。ポプラ社のやつは全部読みましたね。乱歩作品はSMが出てきたりして教育上よろしくないのですが、読書の入り口としてはちょうどいいなぁと思います。


このエロとSFが混じった感じはまさに士郎正宗だよなぁ。
で、AppleSEEDの新作はないのかね。無いだろうなぁ。。。。。

ベアゲルター(1) (シリウスKC)

ベアゲルター(1) (シリウスKC)


導入部分なのでまだ何とも。3悪女のエロス+バイオレンス。
と聞くと、ニトロプラスの続・殺戮のジャンゴを思い出します。

SF JACK

SF JACK


すべて書下ろしの短編集。相当力の入った編集になっています。が、SFの入門には全く適していないオタク向けですなぁ。初っ端の冲方氏の短編で大勢が脱落しますね。あの言葉遊びはニンジャスレイヤーだわw
宮部みゆきの短編は、泣けるロボット小説。日本は八百万の神がいて、モノにも神様が宿っているので、そのうちロボットにも魂と神格が備えられるでしょう。100年くらいあったらいけるんじゃないかな。