読了めも

コロロギ岳から木星トロヤへ (ハヤカワ文庫JA)

コロロギ岳から木星トロヤへ (ハヤカワ文庫JA)


時砂の王の軽い版。この手の因果律に関わるパターンはぜひともRPGに取り入れてゲームを作ってほしいものです。クロノトリガーのもっと高度版で。
帯の裏には天冥の標7 ハーブCの情報有り。


展開中のOVAではオミットされた展開。このままいくと完結まであと5冊以上必要になりますね。OVA最終巻が来年に延びたので、旬を逃すことはないでしょうけど。
オードリーがちょっとかわいくないですね。OVA版が各巻のお食事シーンとあいまって奇跡的にかわいいので、つい比べちゃいます。

Fate/Apocrypha

Fate/Apocrypha


Fate商法来たで!今回は見送るつもりだったのですが、ブックオフにおいてあったのでついふらふらと・・・・・。本編やZeroと異なり、初っ端から真名をバンバン出しまくりの宝具解放しまくり。チーム戦にしたのは良かったですね。バトロワものとしては、策謀有りという展開もグッド。
ニトロプラスつながりで。先日のエイプリルフールの渾沌大殲はありそうで笑った。
http://matome.naver.jp/odai/2136477987740449301/2136478773642514503

ベルセルク 37 (ジェッツコミックス)

ベルセルク 37 (ジェッツコミックス)


作者が死ぬのが先か読者が死ぬのか先かシリーズそのいくつか。

クズの本懐(1) (ビッグガンガンコミックス)

クズの本懐(1) (ビッグガンガンコミックス)


君は淫らな僕の女王インパクトがでかすぎでした。あのイメージで固定されると、ハードルが高すぎるなw
こっちは、そのうちメンタルブレイクを放ってくれそうな気もします。

火山のふもとで

火山のふもとで


各所で話題になっているようですが、建築家小説(?)というジャンルの純文学です。デビュー作らしいのですが、えらい筆が達者ですね。
あらすじは適当にぐぐってもらうとして、冬目景先生の『マホロミ』にびびっと来た人にはお勧めできるかと思います。作中の先生に吉村順三を持ってきたのは、とっても渋い配役です。で、コンペで競うお相手が丹下健三と。コンペの戦いはさっぱり出てこないので影は薄いですが。まぁ、丹下健三を出した瞬間に全員食ってしまうのが目に見えているなw
全編を通して、上質なモノが流れています。私も一応設計業界の人間ですが全然違うわwある意味大阪のゼネコンのコテコテの設計部の中で育ったので、違う世界もあるもんだなぁと素直に感心しました。
建築に関する薀蓄もうまいこと描いていますね。本作で一番無理のある設定は、先生@吉村順三がライトのタリアセン出身ということになっていることです。そこは素直にレーモンドで良かったんじゃないか??