期待できそうなヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展

「現代建築の倉」ベネチア建築展日本館展示
第14回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展 日本館展示内容を発表

建築誌編集者の太田佳代子さんが展示を総括するコミッショナーを務め、建築史家の中谷礼仁(のりひと)・早大教授、評論家の山形浩生(ひろお)さんら計5人が参加する。

なんかものすごい人選来たぞ。山形浩生氏に大期待。呼んだのいったい誰だよ。
建築クラスタの人はほとんど知らないのでは?海外の変な翻訳ものを読もうとすれば必ず行き当たる翻訳家です。建築の人は本とか読まんからなぁ。クルーグマンの翻訳で一発当てた人ですね。まぁ、もともと東大の都市工出身なうえにいくつか建築分野の本も訳しているので適役だと思います。
あとは、声優の能登スレに降臨した人としても有名。つか、スレ住民が普通に山形氏にケインズの翻訳を催促しているのが面白い。お前ら博識だよな・・・。
翻訳家の山形浩生氏、能登麻美子さんの悪口を言い2chに降臨し弁明→スレ立てる

雇用、利子、お金の一般理論 (講談社学術文庫)

雇用、利子、お金の一般理論 (講談社学術文庫)


チラ見して積んでますわ。
能登スレに降臨する人が、おハイソな文化事業に関わっちゃうって胸熱。

お題は、かのコールハースによる『近代化の吸収’1914-2014』です。これは面白い。去年出版されたやたらと分厚い本に対する回答をせよということですな。
プロジェクト・ジャパン メタボリズムは語る…

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1914年って、東京駅の竣工年じゃなかったっけ。ちゃんと帝冠様式とか、各種送信塔とか、大阪城とか含めて展示してくれたら、一生ついてくわw
早速twitter界隈で『日本の戦後建築を~』とか呻いている方々が現れましたが、1914~1945年の31年間ですでに100年のうち1/3使ってるからね!現役で構造屋をやっている私が言うのだから間違いありませんが、戦前戦後で建築技術に断絶はありません。丹下健三だってそうじゃんよ。
この分厚い本を今朝見たときは中古で安かったのですが、今見たら中古なくなってます。しまった。マクロスプラスBD-Boxと迷った結果か・・・・。

東京駅──再生と復元の美学
藤森氏は研究者ではなくて作家なんだけど、基本的に面白いよね。

オリンピックの時の丹下健三による国立代々木競技場とか、これまでも国の記念碑はいっぱいあったけれどあれだけ普通の人が写真を撮っている建物はないと思います。ちらっと思って考えるのを止めたのは、モダニズムは負けたということです(笑) 私たちは建物を見ますが、そもそも「上の方を見る」のは建築関係者だけですよ。東京駅では全員が上を見ていました(笑)

あ、言っちゃったwwww
私も全くもってそう思います。
はたして中谷氏がこの辺の感覚をどうやって料理してくれるんでしょうか??

瀝青会『今和次郎「日本の民家」再訪』
中谷氏と山形氏のつながりは、このコメント欄が最初かな?
建築界隈のマニアな本を世の中に紹介してくれる尊い人やで。

インフォーマル

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フランク・ロイド・ライトの現代建築講義

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建築と断絶

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