読了めも

ポーカー・レッスン (文春文庫)

ポーカー・レッスン (文春文庫)

どんでん返しの魔術師、J・ディーヴァーの短編集。一つ一つの短編のクオリティが高いことは間違いなし。ただし収録数16編は多すぎです。分冊して出版時期をずらしてほしかったです。いかに良くできたどんでん返しでも、16連発もされると読んでて疲れます。
ライムシリーズとして『ロカールの原理』が掲載されています。これ読んで思いましたが、長編のプロットとほとんど同じですね。なんで毎回長編はあんなに分厚いねん・・・・。
3作ほど邦訳待ちとのこと。やっぱ秋かねぇ。
読もう読もうと思っているうちに完結しおった。
極黒のブリュンヒルデ 7 (ヤングジャンプコミックス)

極黒のブリュンヒルデ 7 (ヤングジャンプコミックス)


アニメ化はちと早いんでは??地上波でやると人体欠損とか風呂のシーンで謎の光線まるけになるんだろうなぁ。
Youtubeのコメント欄を見てると外人多いなー。
東京より憎しみをこめて 2 (星海社FICTIONS)

東京より憎しみをこめて 2 (星海社FICTIONS)

1巻は全日本底辺めぐりツアーでしたが、2巻は純情ウルフ君が調子に乗り過ぎ死亡ターンでした。国債の空売りで撃沈して吹き飛ばされるって、今年の初めにリアルに全世界で発生したんだろうな~。
普通に生活していると、反社会勢力の皆さんと顔なじみになることはないけど、資金とかを追っていくと普通にその辺にいるんだろうねぇ。当然社員は何にも知らないけど。
土建屋業といえばヤクザ、みたいな等式が成立するとかいう噂ですが、少なくとも見たことないなぁ。街宣車とかプラカード隊はいっぱい来たけど。あれも商売なんだろうなぁ。

一度も読んでないけど、私の中ではすでに読破したっぽいフンイキになってる!!

読書家という非常にめんどくさい人種の、極めて分かりにくいギャグ集。グレッグ・イーガンの下りが最高である。

グレッグ・イーガン。現代を代表するハードSF作家。
SF好きなら誰もが彼の作品を読んでいるといっても間違いではない。
しかし・・・・・
しかしだ。
実は私も結構な部分よく分からないで読んでいる。
みんな実は結構よく分からないまま読んでいる・・・・・・

という内容がよく分かるwww
大学の時に万物理論を読んで分かりませんでしたわ。
ちなみに、この後『実は作者もよく分かっていない』という危険な仮説が提唱されますが、作者の解説ページを見る限りそれはなさそう。
Deriving the Simplest Geometry
なるほどわからん。唯一わかるのは、日本語で書いてあっても分からないであろうことである。
SF好きを公言するには、読まなければならないスタンダードが1000冊程度あるそうです。これ、別にSFだけじゃなくてミステリも読んでいないといけない本が多分1000冊くらいあります。映画にしても同じオーダでしょう。かくも読書家やら各種の好事家というのはめんどくさいというのがよく分かる漫画でした。

機龍警察 暗黒市場 (ミステリ・ワールド)

機龍警察 暗黒市場 (ミステリ・ワールド)

機龍警察3作目。これでメインの傭兵3名のバックグラウンドは描かれたので、来年の4作目から話がようやく動き出すのかな。
このシリーズを通して思いますが、自衛隊の皆さんの出番のハズなのに特捜課がなんでこんなに重武装なのかが分かりません。紛争地で使われる軍事用の機械相手なら、自衛隊の出番でしょう。
あとは、アニメ化とは言いませんが、そろそろ機械の設定画を出してほしいです。メイン3機だけでも。