読了めも
- 作者: ドルー・チャップマン,奥村章子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/04/24
- メディア: 文庫
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- 作者: 八木教広
- 出版社/メーカー: 集英社
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- 作者: 杉基イクラ
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- 作者: 大森望,日下三蔵
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収録作の中ではオキシタケヒコ「エコーの中でもう一度」が秀逸。仮想立体音響シミュレーションの話なのですが、技術が人間に良い影響を与えるということをストレートに描いています。ただのフーリエ級数の畳み込みを核にしたお話なんだけど、正しい意味での科学小説として描かれています。
畳み込み - Wikipedia
この記事を読んでも色気もクソもないけど、短編読めばわかる。が、畳み込みの原理を知っている必要があるよね。
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- 作者: エマニュエルトッド,柴山桂太,中野剛志,藤井聡,堀茂樹,ハジュンチャン,Emmanuel Todd
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2014/06/20
- メディア: 単行本
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そういう意味で、中野氏の言う保守という概念に私は懐疑的です。開き直って貴族やエリートの思想で正しく考えましょうと言ってしまった方が分かりやすい。ただし、こんなことを言っていると友達がいなくなるので難しいと思うけど。
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All You Need Is Kill 2 (ジャンプコミックス)
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- 発売日: 2014/06/19
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All You Need Is Kill 1 (ジャンプコミックス)
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付録の構造計画と設計法の序文より抜粋
さらに耐震壁の取り扱い方について付記すれば、鉄筋コンクリート構造物にはコンクリートが持つ非弾性的性質によって振動の減衰性があるから、通常の建物は適当な量の壁を取ることができて建物の減衰定数はほぼ10%程度であるから、地震化速度の建物への増幅日はほぼ2.0倍くらいであるといえる。すなわち、地盤の震度を0.15とすれば建物の震度は0.3となる。壁が少なく柱が細くなると、減衰定数は減じて建物の震度は増大するとみて良い。耐震壁は柱の断面を小さくするためよりも震度を減らす役割を果たすと考えるのが妥当であろう。逆に壁の少ない構造物は震度を割り増す必要がある。
今風に言うと、減衰定数10%というのはひび割れによる履歴減衰を考慮すると等価粘性係数が10%と理解すべき内容かな。
耐力壁と柱のせん断の設計で出てくる割増係数が、ルート1では2としています。新しい指針では特に根拠がないため、『せん断は脆性破壊するので1.5以上とする。ルート1は終局メカニズムを考慮しないから2としとけ』みたいな理解のよーな気がするけど、地表面200galの中地震で、建物の応答倍率がざっくり2倍。ベースシア0.2で設計するから割増率2倍という理解の方がしっくりきます。これだと、地表面の加速度200galで設計していることになるので、大地震の告示スペクトルにも何とか対応してるかな。
耐震壁を増やすことで震度を減らすというのは、減衰よりも動的相互作用による地盤の逸散減衰の方が大きいかと思われます。固い建物の方が入力しても地面の方が柔らかいので入力が逃げます。