本質を語らない人々

雪害―都市と結び、人手補う
朝日新聞社説より。
雪害についての記事です。

雪国は、お年寄りの割合が高い。大都市とちがって一緒に暮らす若い世代も多いのだが、昼は街へ働きに出ていて、雪下ろしや雪かきはお年寄りが担うことが多い。仕事で除雪する建設業者は、公共工事が減った影響で、10年で14%減った。

私に言わせれば、雪かきがうまくいっていない理由は行政の金が無いからです。雪かきなんて、金で業者を動かせば済む話で何ら難しい話ではありません。それに対して、建設業者が減ったとか近隣のボランティアとか寝ぼけたことを言っているのは、明らかに本質を外した話をしています。暖房の聞いた室内でゆっくりと書いた記事でしょう。バカにしているとしか思えません。
社説という媒体なんて、新聞社の便所の落書きみたいなものかもしれませんが、朝日新聞の知能を疑います。
一方の地方新聞系。
燕市は9日早朝、この冬9回目の全市一斉除雪、雪下ろしの問い合わせが増え、消雪パイプで地下水の水位が低下
社説:続発する雪の事故 危機感共有し万全期せ
お金があるところは、ちゃんとお金で解決。お金が無いところは、一致団結して根性を出すようにアジ上げる。うむ、非常に現実的です。健全ですよ。


特集ワイド:東大よ!秋入学考えてる場合か

私の知る限り、彼らは将来良いポジションに就くために米国の大学の博士号取得を目指すのがスタンダード。それが無理ならばオーストラリアなど英語圏へ行く。韓国では日本の博士号を取っただけでは一人前とは見なされていないのが現状です。

そもそも、博士号というのは研究や新規発見に対して授与されるものではなく、『これから先研究という超オタクな世界でやってもいいよ』という免許証的なものであって、博士号が何らかの実績を表すものではありません。博士号を取っただけで一人前だという人間は、確かに無能でしょう。

一方、日本人留学生が「減った」理由についても、「内向き志向」や「学年暦が違う」からではなく、単に実力不足が原因なのです。語学試験などが振るわず、中国人らとの競争に負けて入学できないだけ。

欧米一辺倒ではなくなっただけでしょう。むしろ、落ち目の欧米の大学に留学しても仕方ないのでアジアの大学に留学する人が増えていると思います。建築でも、欧米の大学に留学した人間を何人か知っていますが、かなりの割合でボンクラ揃いでしたよ。欧米の学校に留学することは、もはやステータスではなくなりつつあるんだと思います。

英ロンドン・タイムズの「世界大学ランキング」最新版で、東大は30位

これは、以前触れたと思いますが、白人様のルールの中で30位なら十分健闘です。何が問題なのかさっぱりわからない。このランキングを持ち出して『だから東大生は馬鹿だ』と騒ぐ人間は、例外なくあほだと私が請け負います。

パナソニックの内定者の約8割は外国人。母国語はもちろん日本語と英語が堪能で、プレゼンテーション能力や協調性なども高いとなれば、結果は明らか。

赤字8000億の沈みそうな企業に、人生賭けられますか?私にはできない。ただそれだけのことでしょう。まったくもって大学教育とは関係の無い本質とは違うばかばかしい指摘です。

「原子力ムラ」の閉鎖性がよく指摘されましたが、例えば「万一事故が起きたらどうするのか」という一般常識に背を向け、専門的な研究にタコツボ的に打ち込んでしまう傾向も見られます。

そもそも、研究とは超オタクで誰もついていけないからこその研究なのです。教授に社会性を身につけさせろ?そんなものは不可能です。大体が、社会性や常識なんて欠片も無いから大学でしか生きていけないのです。彼らを社会に解き放つなんて危険すぎます。むしろ、社会性を身につけて政治家に近づく人間こそ、腐臭にたかるハエのようなものです。経済の世界なんて、インチキ学者モドキの馬鹿どもが政治に近づいたからだめなんだと思っています。

現在は「知識詰め込み型」ですが、こんな試験で育った人間が、世界の舞台で通用しないのは明白です。だからこれをもうやめて、米国やフランスで実施されているような一定水準の学力が認められれば入学できる「最低水準型」にすべきです。

特にアメリカでは、高校まではあんまり勉強しないので、大学から徹底的に詰め込まれます。日本は、高校までで、ひとまず土台の土台の基礎くらいまでは詰め込み終わっているのです。いつ詰め込むかの差でしょう。そもそも、詰め込み教育なんて筋トレみたいなものです。フルマラソンを走りきるための筋肉をいつつけるかの差です。筋肉がないと走りきれません。微分積分の本当の内容なんて、大学卒業してもわからんというのに。ある程度の詰め込みは必須です。と、イプシロン-デルタ論法が理解できない修士持ちの私が息巻いてみますwwww
大体、知識のベースが無いというのに大学で勉強しようなんてムシが良すぎます。世間はそんなに甘くありません。
とまぁ、世迷言のオンパレードです。この記事は、本質ではないもので埋め尽くされています。そもそも、この飯田氏というのは再生エネルギーなんたらのカルトの伝道師だと私は評価しています。こんなわけのわからんバカを閉じ込めておくためにも、現行の閉鎖性は必要ではありませんか?多くを受け入れて排出するということは、ろくでもないバカどもを世に解き放つことになります。むしろ、そっちのほうが危険すぎるわ!東大はセルカン事件を忘れるほどの健忘症なのか!?
結局、現行維持でいいんじゃね?と思います。困ったことがあれば、各自対応ということで。ダメ?


【日本版コラム】『大学秋入学』の落とし穴 議論の迷走と状況悪化が危惧される理由
こっちのほうが、はるかに本質の議論になってます。。。。。そして外資系。。。。。
あかん。。。。日本の新聞は終わってる。。。。。。。



事務所近くのマンション現場。防音シートが外れてきました。
業界の中の人ですが、毎度毎度防音シートを取ったらいきなり完成している様に驚かされます。
http://www.gs-ichigaya.com/
って、高けーよ!!さすが東京中央部です。