読了めも

神様ドォルズ 10 (サンデーGXコミックス)

神様ドォルズ 10 (サンデーGXコミックス)


まひる様の脇!
ペロペロ(^ω^)
クライマックスなので次で完結か。読み返してみると、ほとんど話進んでないよね。

これは良いスルメ電波ソングです。半年くらい通勤のテーマです。


建築技術 2012年 04月号 [雑誌]

建築技術 2012年 04月号 [雑誌]


規基準の数値は「何でなの?」を探るPart3。根拠の『あるある』シリーズです。とてつもないおっさん臭のする特集です。ふんふんと、興味深く読めますね。

無収縮グラウトやセメント系の補修材料はRC躯体に使用することができるか?

誰だ!こんなイケナイことを面と向かって聞くやつは!
こういうのはだな。知っての狼藉とゆージャンルのはずだ。騒いでも良いことは何もない。こんなことを聞くなよ。。。。。37条出されたら即死だぞ。
それはともかく、断面補修用のモルタルで高強度コンクリート対応のモノが存在しないはずなんだけど、大手ゼネコンとかのFc80現場打ちで、断面補修が必要な場合ってどうしてるのかね?

地震国の日本において考えるべき最低限のベースシア係数はいくらか?

0.05な。この解説ではいまひとつ納得できませんでしたが、個人的にはレベル2の応答解析で変形角が1/300程度に押さえ込めているなら0.05をちょっと切っても良い様な気がします。Pδ効果が大きな影響を与えない範囲に入っているはずなんで。レベル2で1/100近くまで行くのに、ベースシア0.05は言語道断だと思いますが・・・・。この辺のさじ加減はEuro-codeに書いてあるらしい。

鉄骨の継ぎ手の10mmは?5mmはだめ?

めっきで10mm、塗装で5mmにしてましたが、面倒なので10mmにしてます。
解説を書いた人の会社ではそうだったような気がしますが、10mmが妥当とか書いてます。標準仕様変わったのかな。

その他もろもろコメントを入れだすときりがないので、この辺で。構造問題快答集とかとセットで通読したいものです。あれ、とってもお高いんだよね。
総論で構造計算について下記のように触れられています。

このような背景から、建築関係で用いる数値の精度は、2桁強せいぜい3桁程度と認識すべきである。3桁くらいの数値を書いておかないと、建築主などから「いい加減にやっているのでは」と思われるので、後ろめたく3桁の数字を使用していると認識すべきである。
このような背景があるにもかかわらず、近年3桁を超える数値を堂々と掲載していたり、4桁目の数値を切り捨てて3桁の許容値を作成したりしている。安全性を検討するのに必要な有効数字は、2桁もあれば十分であり、1.00が0.96になったから安全性が大きく損なわれることはない。

あるあるwww
Qu/Qun=1.0235とか堂々と計算書に載せる人間はセンスないと思います。いっぱいいるけど。
という、『おっさんのあるあるw』が満載でした。
個人的には、応力ベースで考えて長期で1.5桁、地震時で0.5桁、風は分からん、という思想です。

このほかに、益尾先生の機械式定着友の会の実績も掲載。結局機械式定着って、ちゃんと使ったことないんだなー。