それはパワハラ!

「職場のパワハラ」、この10年で6倍 厚労省「提言」で防止対策は進むのか?
土建業にいますが、ずいぶんと減っていると思います。昔に比べて、みんな大人になったし優しくなったなぁと思う。昔かたぎの建築家のおっさんだと、鉄筋を振り回して現場監督をシバキ倒してぶっ殺すとかざらだったのに。
だけど、パワハラが増えているというのはなんだか変だなぁ。私は大阪で5年働いて東京で1年半働いていますが、東京の人マジ優しい・・・・。その代わり、人の怒りに対して耐性がないし、エゴもあんまりないですね。設計なんてエゴイストでなんぼなのに、勿体無いことです。
大阪の土建業のおっさんは、基本的に良いやくざか悪いやくざだったなぁ。
私が新入社員の頃は、まだ昭和のノリがあったのか、基本的にぶっ殺しても大丈夫そうな人は、危険な上司の下に生贄として捧げられていました。
私の場合は、
(´・ω・`) 『特記仕様書を確認して検討しました!』
( #`Д´) 『あぁ!?JASS5 N確認したんか!?図面が間違いかもしれんやろがボケ!』
(´・ω・`) 『え?』
( #`Д´) 『オメーは図面に描いてあったらそのままやるんか!?図面に死ねって書いてあったら、そのまま死ぬんやな!今すぐそっから飛び降りて今すぐ死ね!』
(´・ω・`) 『・・・・・』
いや、今思うとパワハラ中のパワハラですな。まぁ、こうやって無茶振りされながら鍛えられたので、何だかんだとノラリクラリとお仕事できるようになったので感謝してますが。
この教育の難点は、自分にやられたようにしか人に教えられないから、同年代の知り合いがいなくなってしまうことですかね。同期をぶっ飛ばしたことあるし。大体、危険人物の部下だったというだけで新入社員が私に寄り付かなくなったぞ。ホントに。

しっかし、このパワハラの『過大な仕事』とゆー項は納得いかん。何でお前様の都合を考えないといけないのか?バッターボックスに立って、ボールが飛んでくると思っている人間が多すぎる。
大概は、顔面にサッカーボールが飛んでくる(いつ野球ルール適用と言った?)とか、
手榴弾が飛んでくる(打っても打たなくても死ぬ)とかがありがちです。
まぁ、危険球ごときはホームランにしないと失格ですね。
大体が、時間と人手とお金と資材がないところを、何とかかんとか誤魔化しながらでないとモノはできないというのに。
というか、それを乗り越えて生き延びないとこの世知辛い世間は渡っていけないと思うのですが。。。。

あ、私は典型的な『モンスター従業員』ですので、そこのところお間違えなく!

いやー、若い人探しているのに一向に寄り付かないわ。今ならお得なルート3×2件とか木造500m2×4とか、寺とか門とかレンガとか色々ある上に、私に教える余裕があるから手伝いに来てほしいんだけどな〜。問題は、私の罵詈雑言に耐えられる精神力の持ち主かどうかというところですが。


「建設業界は接客の発想が乏しい」、勝間和代氏
よくわかっていないのが、われわれの業態は『委託』とか『請負』と呼ばれるもので、普通の商品を売るような業態とは異なっていることです。

それが何のための作業で、工期中に私がなぜこんなに不自由な思いをしなければいけないのかが納得できませんでした。

これは、建設業者ではなく、発注者である市長か何かに言うべき台詞でしょう。そもそも、こんなにも何も分かっていない人がなんちゃら審議会のメンバーとか、大丈夫かね。もしかして、オッドマン理論でしょうか??

 結局、重要なのはコミュニケーションです。地元説明会や現場見学会でも、相手は顧客だという意識でどれだけ真剣に取り組んでいるのか疑問です。形式的になっていないかを検証することも必要でしょう。
安全面に配慮が必要ですが、市民に工事を経験してもらうのは面白いと思います。私自身、家の前の工事に参加できたとしたら、工事の意味をもっと理解しようと思っただろうし、完成後に愛着を覚えたのではないでしょうか。

現場は危険です。重量物を運搬している上に、仮設に過ぎないことから、慣れていてちゃんと教育を受けた人間でないと立ち入ることは許されません。何のために新規入場者教育が必要なのか?現場見学会も結構ですが、なるべくならば素人は入れたくないですね。学生見学会とかで、ヒールのバカ学生とか殴ってやろうかと思います。なめてんのか?
入れる場合は、現場の作業をすべてストップしてしかるべき教育を受けていただきたいです。
大体、こんなふざけた市民感覚とやらで工事に参加なんてしてほしくないですね。マトモにやらせれば、3日でダメになると思うけど。プロをなめているんでしょう。馬鹿にすんなっつの。

 建設業界は、男女共同参画が進まない業界として有名です。人材が集まりにくいのにはそれが影響しているのかもしれません。小売業などでは当たり前ですが、女性が特別視されない雰囲気づくりが重要です。
 男性と同じような肉体労働を女性にも課すのではなく、役割分担のなかでより女性に向いているところに起用すればいい。一般に、男性より女性の方が、コミュニケーションが得意だと言われています。

申し訳ないが、現場監督や最前線の設計部は女性に向いていないと思います。この連中は1日30時間働いてもピンピンしているバケモノ揃いなんで。予定通りに進むなんて絶対にありえないので、命を燃やしてやる覚悟が必要になります。結局体力勝負なので、女性では荷が重いです。
一方で、それでもやっているおばちゃん大工とか、超怖かったです。いや、もうね、男女の差とかなくてあまりにもヤクザすぎて別の生き物でしたよ。殺されるかと思ったw

建設業は3Kと呼ばれますが、未来永劫3Kです。大体、監督ならまだしも内勤まで3Kに近かったぞ。