出たな!妖怪性能設計め!!

「壊れてはならぬ」免震協がエキスパンション指針

ガイドラインでは、設計者が果たすべき役割も明記した。まず、場所ごとにエキスパンションジョイントの性能指標を決めて、可動機構や可動量、積載荷重、風荷重、残留変位、許容回転量などを設計図書に示す。

こいつはくせえッー!日建設計のにおいがプンプンするぜッーーーーッ!!
はぁ。
こういうよくわからんブンガク的な文章を図面に書いていいのは日建設計だけです!普通の人は真似してはいけません!!って、普通の人が見るマニュアルにこういう寝言を書いていいのかね。
そもそも、免震Exp.Jの設計をしたことがある人は、この手の寝言を見るとコーヒー噴きますよ?しかも、人がわたるところは実験必須になっとるやんけ。ゼネコン大手以外は免震を設計するなということですね。分かります。
私が不思議に思うのは、こういう馬鹿げた設計指針を作る脳みそはどうなっているのでしょうか?明らかに、計算やシミュレーションが正しくて現物が間違っている思想です。数学科なら理解できますが、卑しくも理系で一番馬鹿な工学部のプライドとしては、現実をちゃんと模擬して欲しいものです。
嫌がらせとして、このマニュアルを持って東京駅の竣工検査をしよう!!私がぱっと見ただけで、ハテナマークのつくところはありましたよ?
こういう馬鹿な設計指針を出すたびに、設計の自由度と現地のクオリティが下がっている現実は、どうやったらわかってもらえるのでしょうか?
はっきり言って、現行の性能設計は妄想です。私の認める性能設計は、スラブ・小梁のひび割れ幅制御と、全応力で検討した定着長、仕口の設計くらいでしょうかね。少ないねぇ。


噴出し始めた 構造スリット問題 - 放置すれば慢性的な漏水トラブルに
前にイチャモン付けた記事の本誌掲載。
手元にある人は読んでほしいのですが、構造スリットに対する説明がデタラメです。
なになに?スリットを入れると、建物の偏心が解消される?大嘘やな。
阪神大震災で短柱の破壊が多かったため、完全スリットが必須になった?それは旧耐震の話で、短柱問題は新耐震では終わってまっせ。ガセやな。
こんなばかげた文章を野放しにする学会も学会です。あとJSCA。いい加減お前ら働け。大体、スリットを入れることで損傷を防げるとか、解析上の妄想です。
スリットの取り扱いについて、1年くらいかけて文献を調べて今の馬鹿げた運用になった理由を調べようかなぁ。梗概集くらいなら書ける。けど、発表したら結論は『おまいら馬鹿やで』で終わってしまうので、間違いなく私の人生が終了するなw
あれだ。カズオ君に特攻のケンカ売って撃沈したのを思い出すわw
前も書きましたが、スリットは柱耐力の改善がメインであり、剛性の話は関係ありません。どう考えても問題は、変位法ベースのFEMと一貫計算プログラムにあるんだけどなぁ。


最近思うのですが、出る話出る話すべてが馬鹿げています。
そろそろ、真面目に私も抵抗しなければ10年後の椅子がねーな。強固な抵抗勢力として、エントリーする準備でもしますか。
私がこうやって、学会やらJSCAやらをボロクソにこき下ろすのは一応理由があります。彼らが実務設計者にとって役立たずで害悪だからです。ほかにもいろいろありますが、この連中の頭が悪いおかげで相当の経済的損失および文化的損失になっているのです。webの文化が懐深いとはいえ、ここまでボロクソに酷評しているところもないので、一応自分の役目を果たしておこうかと。
最近、Google先生に『建築家 バカ』と聞くと、このサイトが4番目に来ます。そんな酷いこと言ってへんで!ただ単に、頭が悪くて勉強不足で無能だとか書いてるだけやで!!


構造スリットとか特集されて、ちょっとドキッとしたわ。

僕じゃな~い~ 僕じゃな~い~ ボクジャナーイー
いつか過ちを、許せるなら~

許せませーん。