パワハラはあかんで!

バカ呼ばわり、人前で叱責…パワハラ相談、過去最多の5万件超
うわー!すいません!馬鹿呼ばわりしまくってます!パワハラです!発注者である建築家とかスタッフに向かって、馬鹿だの死ねだの言うのはパワハラじゃないよね!だって、こっちは下請けだもんね!
はぁ。
今まで付き合ってきた人や、私に仕事を教えた面子的に危険人物が多かったので、私もその危険な遺伝子を引き継いでいます。『おめぇ!ぶっ殺す!!』とか叫んでいるうちは、ちゃんと面倒を見る気があるので付き合えます。何も言われなくなった時が人としての終りなのです。
私も、たいがい意匠事務所のスタッフにガミガミ言いますし、時には怒り狂って暴れますが、まだ一緒に仕事をするというサインです。本当にダメな場合は見捨てます。
この記事の感じで言うと、怒り狂いながら付き合うよりも見捨てなさいと読めます。私としては、競争相手がどんどん減っていく(若手が育たない)ので、歓迎すべき風潮なのですけど、本当にこれでいいの?
パワハラの要件で、『過小な仕事』というのがあります。これでパワハラなら、私は始終所長の仕事を取り上げているのであてはまっちゃいますね。どうせできないなら、私がやった方が事務所のメンツを保つことができるので合理的だと思っています。
大体、スタートラインは同じだというのは妄想です。世の中の90%の人間は、スタートラインにつくことすらできずに一生を終えます。残りの10%の歴戦の戦士たちで戦えばよいのです。競争原理とか言われますが、競争していいのはこの10%です。これを100%の人間に適用しようとするのが無理がある。はっきり言って、スタートラインにすらつけない人と競争にならないのです。差があり過ぎて。
こう書くと、冷たいやつだと思われるでしょうが、世の中そんなもんです。むしろ、大多数の方々は競争することすらできないのですから、それなりの給料を払って何もさせないというのが丸く収める方策だと思います。昔の年功序列ってこの点が良かった。まぁ、人権とかは忘れとけや。
世の管理職のおじさんは大変じゃ。私には勤まらん。多分、全員つぶしてしまうので社会復帰はしないように、皆さんのご迷惑にならないように世の中の片隅で生活させていただきます。