何でもでかい出雲大社
この時期、出雲は神在月で神様が日本各地からやってくるようです。それに合わせて観光客もわんさか。よりにもよって神事の日に知らずに行った模様です。どーりで宿が取れないわけだ。
神楽殿。注連縄の重量が5tとのこと。重い。
ついでに、隣に写っている柱は日章旗の掲揚塔。高さ47m。日章旗の大きさは畳75畳分だそうです。何から何までオーバースケールで構成されているので、とっさに大きさが分かりませんでした。1個前の写真でも日の丸写っていますが、これがめちゃでかいのです。
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本殿。国宝指定。
これまた最高高さが27m位なので、木造にしては破格の大きさです。
屋根の千木とか、さりげなく乗っているように見えますが7m位あります。本当に、いちいちでかいです。
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博物館の大社造復元造。一番右のやつは置いといて、一番遠慮している左の小さいの。これで高さ30mだそうです。遠慮して小さく復元しているかと思いきや、自重というのもがない。
有名な大林組の復元造。面白そうなので、作ってほしいですね。
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出雲大社 庁の舎 1963年竣工 1965年BCS賞
第一印象。ちっさ!
大社造やら神楽殿の注連縄やら日章旗やら、何から何まででかいので、普通の2階建てRCなのにやたらと小さく見えます。菊竹氏と言えば、暴力的な大空間も作ったりする人なのですが、こと出雲でお仕事をするには、他がでかすぎるので繊細なRCで勝負したというのは慧眼だと思います。コンクリートでいくら力強い柱を作ったとしても、本殿の宇豆柱には負けちゃいますし。
極めて繊細な装飾。どうやってうまく作ったんだろ。
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とまぁ、木造と言えば繊細な加工で云々とはかけ離れたものを見れました。普通は逆なんだけどねw