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今年の流行りは逆梁

昨日、クソ暑い中審査機関に訂正に行ってきて終了。
例によって例のごとく下見期間中に壁を動かすというね。何なんですかね。
昨年もお盆は同じ審査機関の同じ担当者とあーじゃこーじゃと協議していたので、『またお前か』と言われる始末。いや、私は悪くないんすよ・・・・・。

例年、民間審査機関は国交省の査察が入ります。計算書と図面の総チェックらしいのですが、これがまた重箱の隅をつつくような下らんチェックらしいのです。
で、今年の流行はずばり『逆梁』だそうです。やれ剛域の取り方は正しいのかとか、層間変形角の計算は正しいのかとか、はっきり言ってどうでもいいことを確認するそうです。
頭のおかしいパラノイアの相手をしているようですが、それって建物の構造安全性に何か関係あるんですかね(ゲス顔
剛域の取り方が適正でなかったとしても、そんなに変わらんと思うけど。まぁ、私の言う構造安全性は、極稀の告示スペクトルで層が崩壊しないことを概ね担保していることを言うのですが、そうじゃないんだという人もこの世に多いことですし。
この手のやっても意味のない議論に基づいて、某スーパーゼネコンでは逆梁禁止だそうです。うへぇ。多分、コンクリート強度の打ち間違いで禁止にしたんだろうけど・・・・。

で、『逆梁』を「さかばり」と読むか「ぎゃくばり」と読むかです。
私は「さかばり」と読んでいましたが、審査機関より「それは関西弁なので東京では通用しない」と指摘されました。大きなお世話じゃと思うものの、どうなんですかね。Google先生に聞いても、株式用語と混ざって分かりませんでした。「さかばり」の方が検索に引っかかるのは多いです。建築用語辞典が手元にないから誰か確認お願いしますです。
私は標準語をしゃべっているつもりなのですが、結構なまっているそうです。躯体図のことをつい『CON図』と言ってしまうのは、ゼネコン用語なのか会社によって違うのか。また、梁主筋の端部補強筋を『トップ筋』と言うのは多分鉄筋屋用語なんだろう。RC規準だと『カットオフ筋』と呼称されてるし。
ちなみに、ゼネコンとか大手設計事務所だと高強度鉄筋を使う関係上、簡便にするために径の前にアルファベットを振って強度を表している場合があります。
ほにゃららという会社では、
LD○○:295(N/mm2)
HD○○:345(N/mm2)
UD○○:390(N/mm2)
GD○○:490(N/mm2)
RD○○:590(N/mm2)
でした。下の方はLow-High-Ultraで、ネタ切れでGreatとか思っていた時期もありました。上の老人に聞くと、「そんなもん50(Gojyu)のGや」とか言ってました。あ、SD50ね・・・・・・。んなもん分かるか!!!RDはSD60。その上はND○○:690(N/mm2)です。完全な方言ですわ。途中で日本語にするなやw
よその会社も似たような識別らしいのですが、会社によってアルファベットが違うみたいです。間違ってくださいと言わんばかり。
弊社は某アトリエ系構造事務所の残党の集まりなのでAutoCADの短縮コマンドも、そのまま引き継いでいます。面取りコマンドが「Ctrl+m」らしいのですが、面取り(Mentori)のmだそうです。絶対作った奴しかわからんというやつです。
昔、先輩の作っていたプログラムの関数名で「best of best」というのを見たことがありますが、あれもネタ切れだったんだろうなぁ。各グループの一番成績のいい奴を参照して、その中の一番を決めるという関数なんだけど、championにすると抽象化しすぎて分からなくなるからやめたか、思いつかなかったか。
かくも略語・方言というものは人を悩ませるものなのです。