やはり禿はすごい。
富野監督のことです。
お正月なので、ゴロゴロしながら逆シャアと∀劇場版視聴。
世間的にはシャアは人気者のようですが、あんなインテリ野郎は核ミサイルでふっ飛ばせばいいのです。ロリコンでマザコンで性能も低いのに何故か評価高い。不思議。
翻って∀。これを物にしたとき富野監督は60歳。信じられん生命力です。もうね。名作過ぎます。もう、何回も見ていますが、生命力に溢れる物語作りは彼にしかできないでしょう。
映画版の製作後に、富野監督はこうまとめている。
「ターンエーで目指したものは、こういうことだったのだ。
ターンエーの劇中の人々は、みんなよく飲む、よく眠る、よく走る。そして、バカな戦いもすれば、月にも行ったし、月からも来た。
ロランは、キエルさんに憧れを感じていたし、ディアナ様を尊敬もしていた。
そして、ソシエを愛おしくおもっていた。
そして、ソシエにはそれがわかったから、ロランをディアナ様にあげたのだ。
そのディアナ様は、ロランとソシエを十分に知っていても、最後の自分を見取ることをロランに頼んだ。
許したのではない。頼んだのだ。
なぜなんだろう?
それは、永遠の疑問ではない。簡単な理由だ。
ディアナの本当の初恋の相手が、きっとロランに似ていた少年だったからだろう。
人間などというものは、そんなものなのだろうと思う。
それは、つまらないことなのだろうか?
そうではないと伝えたいのが、ターンエーという物語なのだ」
やっぱり、禿はすげぇなぁ。
禿のその後。
いわゆるガンダム世代はここいらの作品群の評判が非常に悪いですが、私は大好きです。むしろ昔の皆殺しの富野の方が見ていて疲れませんかね?
現在進行中のUCは、原作者が皆殺しの富野が大好きなので、プラモの販促アニメとしてはとても好きですが内容は好きになれませんねぇ。
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