東京と大阪の差

大阪で4年、東京で2年ですが、お仕事の勢いにも差がありますね。
建物を活用しながら中間階免震改修を実施する「免震装置プレロード工法」開発
たぶん、似たような工法を関西でやりましたがぜんぜん違うw
プレロードしてねぇ。ジグは色々作ったり実験したりしましたけど、こんな高級なモン使ってなかったよなぁ。ジグなんて、検査のついでに鉄骨屋のクズ鉄拾って何とかしてたし。やはり、東京は官僚的だなぁ。というか、そもそも仮サポートの鉄骨がきれい過ぎる。ジェコスの鉄骨じゃねーのかよ。

別のレトロフィット現場の見学に行ったときは、あまりの設備と現場の充実っぷりにびびりました。変位計は全部レーザーですか。そうですか。私は接触型のトルク式のやつでしたよ。しかも、計測要員不足だったので、設計者自ら計測してたし。

解析にこだわって、上部の構造の剛性が低くて、軸力がでかいとプレロードは必須のような気がしますが、こんな軸力が数百tクラスのRC建物では不要の気がするな〜。居ながら改修は怖いので、安全を見たという気もするが。
軸力の管理は当然積層ゴムの鉛直歪で行いますが、あれってかなり温度の影響を受けるからあんまり当てになりません。時期にもよりますが相当動きます。それに伴って軸力が変動するか?といわれたらしない気もするし。トホホ君なデータが出てくるのが目に見えるなぁ。説明困難なデータが出そうなら、そもそも計測しないというのが正解という気もする。
大体、いっせーのーで!でジャッキダウンしない場合は、軸力が行方不明になることが多いと思うんですがね。説明が大変じゃ。

あー、写真の鉄骨支持部分でグラウトしてないな。袋詰めグラウト作戦はよくできてるな〜と感心したのですが。不評だったんですかね。


先日、ビューローベリタスへ確認申請提出に行きました。
おしゃれなオフィス。
流れるクラシック。
客もスタッフもみんなしゃきっとしたスーツ。
落ち着かないわw何かが違うw

事務所では、国際確認に出すことが多いですが、これこそ関西発祥の会社だなぁと思います。
オンボロ雑居ビル。
受付は当然ない。
オッサンしかいない。
落ち着くわ〜。
大体、提出して1週間したら先方から『ちょっと、この構造もうちょっとなんとかならんのか?!』とお怒りの電話がかかってきます。適当に笑ってごまかしますがw東京の人は、こういう干渉は嫌いそうだな〜。私の場合は、こういう電話をかけてくる人は寝技に持ち込みやすいので、とっても重宝してますけど。人によっては『大きなお世話だ!設計者をないがしろにするのか!』と怒り出しそうですw


地上114mに免震層を配置した「三田ベルジュビル」竣工
東京って、こんな馬鹿げた設計がOKなのね。
SRCにSをつんで、最後にRC載せました〜ってアホか。
いやホントに、アホやろという感想しか出てきません。さっさと超高層の基礎免震のRCに持ち込んだらよかったのに。オフィスのスパンをどう飛ばすかの課題はあるにせよ、たぶん何とかなるわ。
こういう設計をしているから赤字になるんだな〜。
こういう馬鹿げた設計をしている連中に、『超高層免震なんてありえない!設計者の良心を金で売った!』なんて言われたくないわw


大日本サムライガール
http://sai-zen-sen.jp/fictions/samuraigirl/
政治結社日本大志会
http://nihon-taishikai.jp/
ひまりのお部屋
http://himari-production.jp/himariblog/

なんかいろいろできてきた。結社に入らざるを得ない。