歴史は繰り返す

選挙:兵庫・伊丹市長選/兵庫・宝塚市長選 維新惨敗「公務員改革」響かず 戦略見直し必至
維新とか橋下クンはどうでもよくて。

告示日には「公務員の給料は高すぎる。なぜ怒らないの?」と、有権者の不満をあおった。公務員改革は、今月1日に関連法案の検討を国会議員団へ指示するなど、参院選でも強く訴える戦略だ。だがその他の市政への認識は浅く、壇上で候補者に状況を教えられながら演説するほど。陣営関係者からも「市長選なのに、役人の給料のことばかりでいいのか」と、懸念が漏れていた。

公務員の給与を下げて、我々の生活はどう変わるのでしょうか?この答えを聞いたことがありません。国家財政云々言われても、はっきり言って関係ありません。世の中の奇特な人間は、将来の増税を見越して今の消費を減らすそうですが、ホンマかいなと思います。10年後の曖昧な不安よりも、明日飯が食えるかどうかを考える方が、よほど人間として健全ではないでしょうか。

最近はちょっと下火になってきた、公務員の給料下げろ運動。
表題にもある通り、歴史は繰り返すですよ。
官吏減俸を閣議決定
http://www.c20.jp/1931/05genpo.html
80年前と、そっくり同じ論調で、同じことをやらかしてくれちゃうのでしょうか。
私の持論としては、基本的に人間の脳みそは100年や200年ごときではよくならないので、歴史は繰り返すというのはある種の真理です。が、人智というものがあるのならば、0.5歩くらいは前に進んでほしいものです。
現在、世界的なデフレ基調で世界恐慌2.0だか、世界恐慌3.33だかを絶賛邁進中です。アメリカが抜けるか?と思ってたら、テロだの爆発だの銃規制否決だの足を引っ張られています。困った。

極めてどうでもいい豆知識ですが、80年前の官吏減俸運動のゴタゴタで建築家の山口文象(RIA)を中心とした建築活動が解体されています。この辺のところを研究されている方が、日本に数人いて、変態だなぁと思いました。やっぱ、目を付けている人はいるんですねぇ。
80年前の建築運動とかを調べてみるのも、今の建築を再構築する上では有用な知識になるのではないかと。

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大宮聖愛教会。大宮で初の鉄筋コンクリート造だそうです。
1934年竣工で現役。装飾が少なくてモダニズムしてますねぇ。


名伏しがたいけしからん裸エプロンのようなもの。
ぱんつはいてないッ!!
これはけしからん。