読了めも
- 作者: 宮内悠介
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2012/03/22
- メディア: 単行本
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ポスト伊藤計劃と言われる作家の登場。ボードゲームをネタにした短編集としては楽しませていただきました。けど、SFとしては今一つオタクぶりに欠けるような。次回作が出るみたいなので、それに期待。
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ボールルームへようこそ(4) (講談社コミックス月刊マガジン)
- 作者: 竹内友
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/04/17
- メディア: コミック
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いかん。けしからん乳に目が行き過ぎる。
絵柄にどうもなじめないのは、女性キャラがみんなアヒル口っぽいんだよね。
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経済学者の栄光と敗北 ケインズからクルーグマンまで14人の物語 (朝日新書)
- 作者: 東谷暁
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2013/04/12
- メディア: 新書
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14名の経済学者の歴史と簡単な主張まとめ。
筆者も序文で書いていますが、かなり好き嫌いがはっきり出ています。基本的にルーカスとクルーグマンのことは嫌いだよね。ルーカスの合理的期待形成は、ありえない仮定だと思うなぁ。そういう変な人がいるのは否定しませんが、マクロな状況をモデル化するのには乱暴すぎるような。理論としては別にやっていればいいですけどねー。
クルーグマンは言ってることが結構変わっているのが、世の専門家筋で嫌われている所以みたいです。彼の近著では、『もう面倒くせぇから、さっさと財政出動しろ!不況の理由はあと50年間で考えよう!!』という身も蓋もない主張になってます。学者からは嫌われるよね。でも、社会がまっとうになれば経済学者のプライドなんてゴミみたいなものだから、この『やれることは全部やれ!』という主張が学者筋から出てきたのは評価できるなぁ。
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- 作者: 加藤一二三
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2013/04/10
- メディア: 新書
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なんだか知らんが、羽生さんは強いという話。
例の5二銀。米長会長の解説あっての名局。
当時の羽生さんは、ガチガチのチンピラ棋風ですね。これは怖いわw
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- 作者: 至道流星,まごまご
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/04/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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表紙は杏奈。1巻から読んでいますが、作品の面白さはともかくとして広告の仕掛けが少なすぎます。置いている書店すくないもん。売る気ねーだろ。これ。
それはともかく、独裁体制に向かってマスコミのインナーサークルが実現されました。主人公は、大衆とは徹底的に愚かなもので操縦されるべきという考えです。それはそれで別に構いませんが、そうやって調子に乗ってマスコミに足をすくわれるんだろうなぁ。過去、マスコミを利用して世論工作を仕掛けて暴走したのが、かの有名な財政再建運動かと思います。
「インナー」と呼ばれるマスコミの談合組織?
http://www.asyura2.com/07/senkyo43/msg/110.html
作中で、今ホットなネット選挙も。現実世界でも、バリバリ怪しげな業者が跳梁跋扈してますな。私としては、さっさと投票率が下がってほしいので困った動きです。まぁ、ネットで情報解禁した程度でそうそう投票率が上がらないので、あまり関心もありませんが。