長期優良住宅とか

無人と化した地に長期優良住宅が残る未来
仕事柄、この手の設計および申請に関わることが多くなりました。長期優良住宅といえば200年住宅を目標にしていますが、これから人口が減る一方だというのに、妙なストックを増やす必要があるのか?また、メインターゲットの40代の人間が購入するということは、30年間で更新するほうが社会情勢にあっていないか?しょーもない建築家のわけのわからん建物に、無用な寿命を与えてしまうのは、死にストックを過剰供給することにならないか?と思います。
このあたりの住宅政策について、建築関係者が何も触れないというのが、まさに死んだ業界なのでしょう。

東京駅から6個所へ、“容積飛ばし”は保存の切り札か
建築学会から頻繁に民間の持っている文化財について、「有効活用」「保存」の要望書が出ていますが、所有している民間企業からすると寝言もはなはだしいかと。文化財に認定されたが最後、文化庁の監督の下何も使えなく、改造できなくなってしまう現状をどう考えているんでしょうか。確かに文化財保護は正しい言い分ですが、環境保護と同じように何らかの経済活動混みでないと誰も見向きもしないかと思います。
このあたりも、建築屋の下手なところですね。