読了メモ

冒険エレキテ島(1) (KCデラックス)

冒険エレキテ島(1) (KCデラックス)


寡作な人気作家という稀有な存在。あの・・・・『Forget me not』の続きは?
登場するのが基本的に若い女性ですが、健康的なのがいいですね。


レインはこんなにアホの子だっただろうか。
バクマンで言うところのシリアスな笑いです。


へビーアームズかっこいいな!
MGで、全機体の強化パーツ出るでしょ。今週はサンドロック発売か。

コラプティオ

コラプティオ


本筋とは離れますが、作中の新聞記者がいわゆる『無能な働き者』を地で行っているようで皮肉が利いています。彼も重要な役回りになるのですが、振り返ってみれば踊らされただけで何も決断していない。作者のマスコミに対するスタンスなのかな。
このあたりをテーマに据えたほうが、はっきりしたと思います。原発の話が出てしまい、むしろぼやけてしまった感あり。作者としては触れないわけには行かなかったのでしょうが、昨今の原発の盛り上がりは一時的なものに過ぎないので、10年後の再読には耐えないかも。

赤い羊は肉を喰う (幻冬舎文庫)

赤い羊は肉を喰う (幻冬舎文庫)


コンスタントに佳作を発表していながら、なぜかいまひとつ話題にならない作者。
計数屋というきわめてマイナなジャンルを扱っていながら、統計値にしたがって動く集団と、その一員でありながら統計値とは無縁な個人というテーマが非常に分かりやすかったです。人の動きを数値で表したいというのは、私も強く共感しますが、数字によって動かしたいとは思いませんね。

アバタールチューナー? (クォンタムデビルサーガ)

アバタールチューナー? (クォンタムデビルサーガ)


ついに完結。もう一度PS2のソフトをプレイしたくなりました。アバチュ2は途中で投げたんだよな。
変身モノの前半、近未来SFの中盤ときて、最後は哲学の領域でした。こういうお話は、やはり5冊くらいまとめて出版が最良の形だったと思います。
で、ヴァルキリープロファイルの下巻はいつになったら出るのかね??今なら出せる!
最後に登場したルシファー。ゲームだと、エンジェルのアバターはハリ・ハラでしたね。この本を買う人は99%ゲームをプレイしていたと思いますが、悪魔のデザインが挿絵でつかなかったのが悔やまれる。視覚を失って、口しか存在せず『喰らう』ことのカルマを端的に表したデザインがすごく良かったのですが・・・・。

アバチュ1ラスボス。ハリ・ハラ戦。

梵天ブラフマン。さすがに小説で機関車トーマスは出てこなかったか。

ゲーム動画がアップされるようになってよかった面もあれば、やった気になって積むことも多くなったなぁ。