徹底的にパッパラパー

自公 慎重論強まる TPP交渉参加
なんだか推進の人が多いみたいです。最近急にこの話が出てきましたが、何なんですかね。ニュースの情勢的には『開国して自由貿易だ!』みたいなノリですが。関税なんて、昨今の為替レート変動に比べればたいした比重ではないと思いますが、実際はどうなんですかね。参加する国からすると、アメリカ+その他小国だから、実質的にアメリカさんが規制緩和を唱えて、構造改革派という胡散臭い人たちがもろ手を挙げて賛成するといういつものダメパターンな気がします。
2000年の建築基準法も、性能規定の導入といわれていますが、根っこはアメリカの外圧だったはずで、結局は姉歯さんやらインチキ設計やらダンピングを誘発した結果に終わりました。木造の規準もコロコロ変わりますが、もしかしてコレも外圧が関係あるのかなと邪推してます。
規制緩和で自由な競争が促進して、技術革新が起きる面も確かにありますが、そこまで特殊なノウハウが必要ではない大部分の業界にとってはダンピングによる焦土作戦の乱発を招くだけで、決していい結果を生むとは思えません。安くモノが買えるということは、安く作る必要があり、給料が下がることになるんだが・・・・。イマイチよく分からん理屈です。もしかしてこの常識がおかしいのか?
日本が孤立しているだの、ガラパゴスだの言われていますが、アメリカやEUがそんなに良い仕組みで健全だとは思えません。アメリカさんは8月にデフォルト騒動(もう忘れちゃった?)やって抜本的な解決もないまま先延ばしにしてますし、EUさんはギリシャくんのインチキのせいでガタガタです。
海外志向は変わりませんねぇ。お仕事で若手建築家と付き合う機会があって、結構な数で文科省のお金で海外留学していますが、例外なくパッパラパーです。海外の大学で勉強しました!とかいっても、実はあんまり大した事ないんじゃないかという疑いが。。。。留学したことないので分かりませんが。若い人ほど学校で『日本はダメだ』と教育されていますが、客観的にそこまでレベルは低くないと思います。本当にダメなら、海外から留学生はきませんて。

TPPはトロイの木馬──関税自主権を失った日本は内側から滅びる
「とくダネ!」で京大准教授が放送事故寸前のブチ切れ
動画見ましたが、そこまでブチ切れではなかったような。あまりにスカポンタンの出演者に『やれやれ・・・・』という風に見えました。



IGのサイボーグ009予告編。
003が飛び降りるシーンが、まんま攻殻機動隊の少佐だわ。