こりゃあきまへんわ。

長周期地震動:南海トラフ連動時、大阪で「東日本」の5倍
250kineって無理げー。
最近地震動のインフレが激しいなぁ。60階以上のビルって、大阪のWTCあべのハルカス君、横浜ランドマークタワー、池袋のサンシャイン60しかないと思うわ。ハルカス君は先日GBRCの機関紙で評定内容を見ましたけど、レベル2弾性でしたね。それでもこの地震波では、レベル3のクライテリアを越えそう。その他のやつはレベル2で塑性変形を許容しているため、この手の地震動では圧倒的な減衰不足になります。しこたまダンパーを放り込むしかないでしょう。
何度も書いているように、東北地方太平洋沖地震において、海溝型の超巨大地震にも関わらず大した長周期地震が観測されていないという事実に対して、どのように説明するのでしょうか?長周期地震は距離減衰が小さいため、震源の位置が変わっても遠くまで伝播します(新潟中越地震の六本木ヒルズとか)。すると、そもそも論のアスペリティで決まってしまうのか?モデル化の精度は?地下構造による増幅で説明できるのならば、先般の地震ではもっと大きなインパクトがあったはずです。
地震の研究者ではありませんが、この辺のところをすっきりと説明してもらわない限り、この記事の内容で『大変だ〜』と騒ぐ気になれない。
というか、相対速度で250kineならば、大規模免震はことごとくNGだな。オイルダンパの限界速度が150kineだったはずだし。速度応答スペクトルの話だとしても、化け物の三の丸波よりもさらにでかいじゃん。これって、設計可能なの??これで設計クライテリア(レベル3相当)をクリアできる気がしないんだが・・・・。最近はこんな波でやってるのかねぇ。ダンパが倍でも追いつかないような気がするわ。
なんか、飛ばし記事のような気もするが・・・・・。


鳥取市庁舎:移転問題 住民投票、「耐震改修」を明確支持 問う会「市の歴史塗り替えた」
どんな構造の市庁舎か知りませんが。
以下、耐震診断結果が妥当であるという前提でのお話です。
市議会の議事録をちょいちょいつまみ読みすると、Is値が0.2でq値が0.6ちょっとなんだけど、補強で追いつくオーダなのかね。建防災の指針では、Is値0.3以下のものは建替え推奨だったと思うが。
鉄骨でIsが落ちるのは大概が接合部の溶接関連ですが、q値がまったく足りないというのはちょっとどうかと思う。良くこれで補強する気になりましたね。かなりの高耐力構面を作らない限り、Is0.7はクリアできなさそうです。というか、この規模の補強で新設部分のブレースなり壁なりにほとんどの水平力を負担させるのはちょっと怖いなぁ。床は大丈夫かねぇ。
新築に反対の市民団体さんは、常微動測定をやらない行政は怠慢だ!とか言っていたようですが、耐震診断・補強は剛性関係ないから。アレは耐力勝負だから。とか言っても聞いてもらえなかったんだろうなぁ。微小変形レベルの振動性状が分かってもまったく意味はございません。
民意を尊重したことになってますが、技術的にはないがしろにされてるなぁ。ま、これもひとつの民主主義ですね。理由がもったいないって・・・・・・。お金のシステムは良く分かりませんが、鳥取行政の負担率が低くて新築が出来たみたいなので、地元の業者にお金を落として税収アップ!出来たと思うよ。
最近はこういう話が多くて気がめいるわ。



中野せんせーと藤井先生の漫談。居酒屋のノリにわろたw
自虐ネタ満載ですwwww
私は関西人なので、このノリについていけるんだけど真面目な関東の人はどうなんだろうか??
それにしてもだ。誰か中野せんせーのアンダーシャツの首周りについて本人に指導したってくれ!アレでは奥様方にもてないと思うわ。