特撮博物館見てきました


開場30分前到着ですでに列形成。人気だね。
開催されている東京都立現代美術館が、駅から20分くらい歩かされる辺鄙なところにあるというのに。お盆だと、入場待ち1時間の地獄だったみたい。

会場内の特撮スペース。
ちゃんと耐震補強してあります。が、サッシュの内側で補強するのは面倒だななぁ。外側で何とかならんかったか??

東京タワー。基本的に特撮博物館に展示されているモノのディテールは全部チープです。なのに動画にするとなんだか知らんが濃いディテールになるんだよなぁ。不思議。

親子連れの撮影スペース。この戦車も、サイズに割りにディテールが全然ないです。バンダイとかコトブキヤのプラモに見慣れていると、えらく安っぽく見えますねぇ。


巨神兵東京に現る。
最初のところは空撮シーンだと思っていましたが、森ビルの例の模型使っていたみたいです。なんだかパースが変だと思いました。短編映画→メイキングなのですが、建物は一部は実写だと思っていたら全部特撮のミニチュアだったのね。ある意味新鮮です。
短編映画のナレーションが林原めぐみで、文章が舞城王太郎という通好みのチョイス。特撮関係ねぇ。


私はリアルタイムで特撮を見て育ったわけではないので(80年代生まれである)、展示品はなんだかんだでガラクタのように見えてしまいます。やっぱり画面で動いている姿を見ないと、その技術の片鱗を感じることはできないでしょう。その意味では、現代において特撮技術を用いて短編映画を1本撮ったというのはとても意味があると思いました。
メイキングを見ていて思いましたが、特撮技術は嘘をつくのがうまいですね。これはセルアニメーションでも同様ですが、意図的にスケールやパースを狂わすことで画面作りを行うというのは、CGではまだ達成できていないことだと思います。基本的に私が画面に求めているのは『リアルか?』ではなくて『かっこいいか?』なのです。
CG中心の映画を見ていつも物足りないのが、重量感です。当然物理エンジンを駆使して計算を行っているのでしょうが、なんだかちゃっちく見えるんですよ。



バブル期の建物なので、金かかってますね。このエントランスホール自体が100mくらいのメガトラス構造なのですが、それがぜんぜん強調されないプランなのが残念。よく見ないと、浮いているように見えないw

いいなー。BHたくさん使えて。ここまで使うなら、もっとドカンとスパンをいきたいですね。

何たらいう有名建築家のパビリオン?誰も入場してませんでしたw私には鉄くずにしか見えませんが、えすたぶりっしゅめんとの間ではセンセーショナルらしいです。ホントかよw



はいぱー積み上げタイム!
このコトブキヤのプラモをそのままCGでモデリングしてアニメ作ったら、さぞかし目が痛いことでしょう。この場合は静的な物体としてのディテールの解でしょうね。