読了めも

「法令遵守」が日本を滅ぼす (新潮新書)

タイトル通りです。
会社にいたころは、何でもかんでもコンプライアンスのせいにして厄介そうなお仕事は受注しないという不毛な会議がたくさんありました。
「〜はコンプライアンス上マズイ」という会話は、ただ単にアンタの責任になりたくないだけでしょーが、なんて思ってみたり。コンプライアンス強化します！！とか謳ってましたが、クソな建物が増えただけと思ってます。

建築基準法は、細かく規定されているとはいえ、その中では解釈の割れるものやそもそも想定されていない部分が山のようにあります。
その、グレーゾーンをかいくぐりつつ、品質の高いものを建築主に提供するのが建築屋のお仕事ですが、そんな社会情勢ではないのでしょうね。
今となっては、個人事務所なのでノーコンプライアンスで、建築主の代理人としての設計者という役柄に徹することができるので気楽です。
そもそも、コンプライアンス聞くと、弾性論の内部歪エネルギだったかと思います。振動の分野では振動アドミッタンスの逆数ですし。
カタカナ用語を使って、先進的ですよアピールは悪い風潮ですね。もうひとつ私の気に入らない言葉が、ステークホルダーです。思想は、憲法に規定される公共の福祉に近いもので、そう言えばいいのになぁ。

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ゴーストハント３　乙女ノ祈リ (幽BOOKS)

小野主上が再販商法に目覚められた。。。。
十二国記も完全版出しちゃう系ですか？
マジで大災害がきて死ぬ前に新作or完結編を頼む。。。。。

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サイエンス・インポッシブル―SF世界は実現可能か

ハードSFの技術がどこまで実現可能か？
光学迷彩なんて、真剣に生研で研究されてましてよ？
背面投影型なので、メカニズムは異なりますけどね。