耐震診断

地震の後、耐震診断というよりも「とりあえず見に来てください」というお仕事が急激に増えました。
すごく対応に困るのが、
・図面がない
・検査済証がない
・上にも横にも増築している
・挙句の果てに耐力要素を取っ払っている
・上記条件で都の条例で耐震診断が必須

この手の建物は、大手設計事務所では診断を引き受けてくれないし、個人事務所もリスキーなので手を出さない。
とはいえ、地震は来るわけで、誰かが火中の栗を拾って建物に引導を渡すなり補強して延命するなりしないといけないわけです。
こんな建物は、都市部には腐るほどあるので何とかしないといけないのです。


鉄骨雑居ビルの耐震診断結果。
Is=0.2
うーん。
計算上はこれで正しいのですが、この前の地震で倒壊しているはず。。。。報告書のまとめに困ります。
一応個人のポリシーとして、
・構造計算は占いよりも多少マシ
・構造計算をしないよりも、したほうがベター
と思っていますので、実現象と計算の折り合いを何とかつけながらまとめるか。



市ヶ谷駅前の釣堀。
お天気がよかったので、それなりに盛況です。
一回は行ってみないと、と横目に見つつ出勤してます。


反撃の狼煙ならぬ、復興の狼煙。
http://fukkou-noroshi.jp/


福島第一、汚染拡散防止へ 建屋全体に特殊カバー
鹿島建設→原子炉建屋の元施工
清水建設→緊急対策室の元施工
竹中工務店→??
ニュースソースがこれしかありませんが、やっぱり布で覆うのかな。太陽工業連れてきて。太陽工業のHP見たら、高速道路まで包んでいるしたぶん大丈夫なんでしょう。

そういえば、東京ドームの空気膜架け替えプロジェクトとかやりたくて会社に入ってのを思い出しました。今となっては、研究側からねじ込んでいくかぁ。