読了めも

復活の地 1 (ハヤカワ文庫 JA)

復活の地 1 (ハヤカワ文庫 JA)


最近本屋に行くと、原子力災害・放射能・震災・津波の本が平積みになっているばっかりで、復興の本がまったくなくてさびしいです。
本書は、惑星首都における大震災から復興への道のりを描いています。
災害小説という体裁ながらすがすがしいです。
SFとしてはライトだとか、関東大震災を下敷きにしすぎてSFっぽくないだとか色々いわれていますが、読後感は清涼。
書店員さんは、ぜひ平積みにしてください。

最初の地震の描写が科学的に捕らえるとちょっと変なのですが、一応それは伏線になっています。気難しい人はそこで読むのをやめちゃいそうなので。。。。

今月は天冥の標〈4〉の発売日。
ハヤカワ文庫用のカバーも仕入れたことだし、準備万端。

天冥の標?: 機械じかけの子息たち (ハヤカワ文庫JA)

天冥の標?: 機械じかけの子息たち (ハヤカワ文庫JA)


ハヤカワ文庫トールサイズにまつわるアレコレ。
http://horror.g.hatena.ne.jp/COCO/20090410