雑記のお時間

欧州でO104感染拡大、死者35人に 汚染経路は依然不明
こういう記事を読んでいると、なぜ21世紀の科学を持って特定できないのか疑問に思う人が多いと思います。報道の文章も悪いのですが、O104検出器なる万能機があって、そこに物質を入れるとガラガラポンして結果が出ると勘違いしていそうです。
専門ではないので定かではないのですが、この手の感染源特定は疫学的アプローチと病理学アプローチがあります。初動段階では、被害者を押しなべて聞き取り調査をして、とにかく共通点を探します。患者同士のミッシングリンクらしきものを発見したら、今度は病理学者が怪しそうな菌を培養して、同定作業に移ります。当然、そのプロセスには勘違いや擬陽性反応が出たりとミスリードてんこ盛りです。これらのエラーを注意深く、統計的アプローチを持って取り除いて、ようやく『確からしい』感染源が特定されます。
原発報道でも、「なぜプルトニウムをすぐに検出できないのか?」と攻め立てていましたが、大きな勘違いです。核種ごとに同定の仕方は違うはずであり、サンプルを多くとればとるほど汚染の可能性が増えるため、あのような発表になったのでしょう。とまぁ、ニュースの裏側にはいろいろな専門家の戦いがあるということです。

村上春樹氏、日本の原発を批判
彼がどんなスタンスなのかはどうでもいいことですが。
原発の件では、いろいろな人がいろいろなことを言います。
街角では、『政府の言うことなんて信じられない!』という人もいます。
では、誰の言うことならば信じられるのでしょうか?
これまた私は専門ではないので、個人的な意見ですが。
原発を否定することにより、メシが食えなくなる現役世代の言うことはほぼ確かだと思っています。放射線医療もしかり。
すると、言うことを聞かなくてもいいのは、名誉教授・評論家・退職した技術者あたりです。この手の人は、切る腹がないので何でも無責任に発言できます。逆に、重工メーカーの現役技術者の言うことはおそらく正しいでしょう。生活がかかっているので、言うことに慎重になります。
最近は、無駄に正義の味方がいたりするので、もうちょっと絞る必要がありますが。
ちなみに、一番最初の爆発のときにテレビに出ている専門家は冷静に解説していました。ので、『あぁ、科学的に予想可能な出来事なんだろうな』とぼんやり思ったことを覚えています。本当の想定外の場合は、あんなふうに対応できません。
建築士の資格回復、国と北海道の逆転敗訴確定
この建築士が何をやったかについては触れませんが、憲法通りの判決を出していただいたようでありがたい。原文を読まないと、どんな判決なのか分かりませんが、少なくとも資格剥奪により社会的な死刑宣告をなすわけなのですから、慎重に裁いてほしいものです。一種の見せしめ刑罰になっているわけですが、この国も変になったものです。

記者「AKB48の総選挙、関心は?」 小泉進次郎「今政治家がそんなことでコメントしたらね…」
まーた2chのスレタイ捏造かよ! → 本当だったでござる。
いっぺん、報道記者とやらにスタンスを聞いてみたいです。
『俺もサラリーマンだし、大変なんだよ。。。。』なのか本気でやっているのか?どうも本気っぽいのがやだな。

イギリス大手ニュース「あの大地震から3ヶ月でこれかよ。日本凄すぎる」
海外ニュースの方がはるかに前向きですね。
日本の報道機関って、阪神大震災のころから自衛隊は一切出しませんよね。
災害出動なわけですから、取り上げても政治的な問題はないと思いますが。