そろそろ夏服を片付けましょう

今週のお題「2011年、買って良かったもの」

神保町の古本市で入手した1冊200円の専門書。後にも先にも、カラーボックス1個分の専門書を一気買いすることはないでしょう。全部で5000円くらいの投資でとても満足でした。
使う・使わないに限らず、会社を辞めてから専門書を買いまくっているので、今の会社の自分のスペースが結構ヤバイ。電子化なんてするつもりはさらさらございません。


理科大でコンピューティショナル・デザイン・スタジオを立ち上げ/廣瀬大祐さん
計算機を使ってかっこいいCGを作るのは、まったくもって否定しませんが、建築の場合は最後の最後は人が作るというのを忘れないでほしいなぁ。コンクリート打設なんて100年間同じことやってるし。ポンプの圧送能力はアップしてますが、筒先の人間がいなくなることはないでしょう。

 その後、3次元モデリングツールの、「MAYA」(現在はオートデスク社が販売)を使ってFEM(有限要素法)による構造解析プラグインを独自に製作した。「自分で設計したものは構造まで責任を持ちたかった」からだ。

FEMをやれば構造まで責任を持てるってすごいですね!私はムリ!!


大林組、ICTで現場の「朝礼」廃止!?/移動減らし労務歩掛り向上
朝礼は、人の顔を覚えたりコミュニケーションを取るのに絶対に必要だと思うのは、昭和の感覚なのでしょうか。この手の話が出ると、ゼネコンのガンコ親父が決定権を失いつつあるのだなぁとしみじみ思います。正直、ついていけんわ。こんなつまらん事で労務歩掛り工場って、ゼネコンのすることじゃないと思います。まぁ、管理屋の発想ですな。


天井耐震クリップ工法(戸田建設)
天井に始まる非構造材が流行ってます。みんなやってますね。
実験をやった人に聞くと、どんだけ揺らしても実地被害のようにばっさりと崩落することは無いそうな。やっぱり面積とかがからんでくるのかね。
戸田建設の技術では、上下動で落下するそうですがホンマかいな。ちょっと違うような気がします。あくまで直感ですけど・・・・。実験ではとりあえずの効果があるみたいなので、実地のでかい地震待ちですね。


12年3月期の工事採算悪化 ゼネコン3社、資材・労務費上昇
確か11年3月決算は、過去最大の営業利益だったはず。選別受注が功を奏した!という結論だったのを覚えています。みんなで寄ってたかって美味しい鉄骨の工場に集結して、叩き合いをした結果の採算悪化のような。ここまで来ると、いつ鉄骨を発注するかの勝負になるので、半分以上丁半博打ですね。建築の技術とか関係ねぇ。
マンションの設計とかって、同業者からは忌み嫌われてゴミみたいな扱いですけど、工場と違って絶対に需要がゼロにはならないので、飯を食っていくにはそこそこの案件だと思うんだけどねぇ。誰に聞いても、『マンションごとき』という扱いで困りますw


さて、そろそろ半そでTシャツを片付けるか。
スーツは年中夏物なのですが、そろそろ体がツライ。というか、夏服しかもってねぇ!