仕事納め


土浦にて。
無茶苦茶吹きさらしで寒かった。大工さん、超ガンバレ。
3月末竣工予定。鉄骨風味の設計で、イカツイな。もう1サイズ落としたかった。
木造は上棟したときが一番きれいですね。この後は大壁で仕上げてしまうので、RCなんだかSなんだかよく分からん風味になってしまいます。構造はともかく、ちゃんとした木造の建築設計はとっても難しいと思います。数はあれど、割と使える建材が限られるので設計の自由度が小さくなる。RCとかメインで設計してた人は、サッシュの選択肢の少なさに愕然としそうな気がします。


続けて、研究室のオッサンOBの研究会。
先生が選んだお店なのですが・・・・・高い!高いよ!!ふぐが天然だよ!!
「ちょっとおつまみに、白子人数分!」
とか先生が頼みだしたので、殴ってとめました。君も会社辞めてから財布の紐が硬くなったね〜、とか言われましたが、そういう問題じゃねぇから!
宇宙の展開構造物のアンテナの誤差精度がマイクロレベルだとか、原発の構造とか、歴史的建造物の保全とか、高強度鉄骨とか、最適化アルゴリズムとかいろいろと話題で盛り上がる。オッサンOBで勉強会を隔月ペースでやっていますが、毎度毎度11時ごろまで盛り上がってしまいます。困ったもんだ。結局終電近くまで宴会。
メンバーの中で若手は私ともう一人なのですが、困ったことに片方は営業で片方は会社から放出されて、二人とも構造設計をやっていないという。『お前ら!その無駄な頭脳をちゃんと活用しろ!』と言われるものの、会社が必要ありませんと言っているので仕方がないw多分、どの会社でもトップガンなんだか、敗戦処理のエースなんだかで十分活躍できるはずなのですが、会社的にそういう人は不要と判断しているということだ。文句があるなら、会社に言っておくれ。

某大手製鉄メーカーの方と。
(´・ω・`)H-SA700とか使えんわ。溶接できねーし、S14Tをべらぼうに並べなあかんし。
(`・ω・´)ですよね〜。最近鉄骨造って剛性で決まるから高強度化にあんまり意味ないわ、というのに開発陣が気がついたわ。今は、ヤング率の高い鉄の研究とかやってるわ!どう?使えるっしょ!
(´・ω・`)それって、そもそもが鉄じゃないですよね?
(`・ω・´)ですよね〜。
まぁ、各社いろいろと模索しているということで。